整体師が語る「痛みを知ることから始めませんか?」
痛い状態で生活していくのは辛いですよね。
痛みをなんとかしたい。
痛みを消したい。
痛みなく人生を過ごしたい。
長引く痛みに早くなんとかしたい気持ちも十分に理解できますが、どこに行っても良くならない痛みでも原因とメカニズムを理解することでより早く症状の克服克服につながるんです。
痛みや症状ってどうしても悪く捉えられがちですが、本当はそうじゃないって知ってますか?
慢性的な痛みについて詳しく説明しています。
ご来院前に是非、読んでください。
痛みに対しての考え方が変わりますよ。
痛みについて知ってみよう。
まず重篤な病気や骨折などの怪我がない場合は、まず痛みについてしっかりと学び、痛みを管理していくことが大切です。
痛みっていうのは体からの危険信号なんです。
痛みを感じないとしたらそれは素晴らしい生活を送れると思わはりますか?
痛みを感じる時は危険な時といいましたね。
それはどんな時でしょう。
例えば裸足で歩いていて何かで足の裏を切ったとしたら、そのまま生活していると足からバイ菌が入って化膿したり、もっと大変なことになれば足を切断したりと大変なことになります。
そんな時に体は痛みとして『足切ったで!足の裏見てみ。手当てしてや。』ということで痛みで知らせることで大事に至る前に未然に防いでいるんです。
腰の痛みや頭痛や慢性的な痛みだって一緒なんです。
「体がどこか不調を起こしてるよ。」自分自身でなんとか出来る時に休んでほしいという警告信号なんです。
でもほとんどの人がそんなサインや警告は無視して働いたり、生活したりがほとんど。
それってブレーキとアクセル一緒に踏んでるようなもんで、人によって差はあるけどそのうち動けなくなってしまいます。
そんな時に痛みや疲れを痛み止めや問題を紛らわしてしまうマサージなどを受け続けるとどうなるでしょうか?
痛みの問題は表面的には楽になったように感じますが、原因が解決されてない分、問題は複雑化して痛みが慢性化してしまう可能性も考えられるんです。
痛みのメカニズム
さて私達は痛みはどのように感じているのでしょうか?
痛みを簡単に説明すると
例えば
親指を針で刺す⇨刺された刺激が脊髄を通って脳に信号を送る⇨脳は親指が傷ついたと認識する⇨脳は痛みを感じる物質を出して痛みを知らせる⇨傷が治れば信号は収まり、痛みを感じる物質は止まる⇨完治。
となるわけです。
細かく話をするとなんちゃら繊維がとかなりますが、一般の方向けではないので簡単に説明していきまね。
ですが慢性疼痛はというとちょっと複雑で
ストレス(外的要因)が続く⇨副腎というホルモンを出す臓器が刺激される⇨血管の収縮が起こり虚血状態になる⇨痛みを感じる物質が脳が出し続ける⇨交感神経の興奮⇨血管の収縮⇨組織の酸素不足⇨マッサージなどの局部の刺激⇨筋肉の拘縮⇨慢性痛痛みの物質が出る⇨血管の収縮⇨慢性痛が起こるという悪循環に入っていくわけです。
図を見ていただいてもわかるように痛みはとても複雑です。
痛みに対してできること
まず痛みがあっても生活の質を落としてはいけません。
痛くても無理のない範囲でできることは続けることです。
痛みには不安が付きまといます。「ずっとこのままかも・・・」「何で痛みが治らへんの?」と気分も落ち込み、外出も億劫になってしまう方もおられます。
でもそれやと慢性的な問題は解決せず続いてしまいます。
- 痛みがあっても生活の質を落とさない
- 痛みがあっても体を動かせる範囲で動かす。
- 痛みがあるからと家に閉じこもらない。
- 痛みを1人で解決しようとしない。
これだけは気をつけるようにしてください。
特に痛みに対して1人で悩んでしまうと、不安や心配事で心も疲れてしまいます。
1人で悩まないで家族・恋人・兄弟、痛みの専門家に相談しましょう。
そして忘れてはいいけないのが日常の食べ物などの改善も必要です。
慢性疼痛と食生活
最近、話題の腸内環境って聞いたことありますか?
腸内の環境が整っていないと様々な問題に発展していきます。
これは医学的な根拠に基づくことなので疼痛や慢性痛でお悩みの方には必ずお話しています。
リーキガット症候群
腸内の環境と炎症?と思われるかもしれませんが、腰痛や頭痛、背中の痛みにしても痛いということは複雑に問題が絡み合っている状態なんです。
痛みや慢性痛で悩まれている方には手技以外にも食事療法は必要なので烏丸カイロプラクティックセンターでも食事のアドバイスは積極的におこなっています。
- 精製された砂糖
- 精製された穀類(米、小麦)
- 小麦粉製品(うどん、パスタ)
- 穀物食の肉類と卵
- コンビニ食品と加工食品
- 揚げ物(唐揚げなど)
- トランス脂肪酸と含有製品
- オイル(コーンオイル、サンフラワーオイル、大豆油、ドレッシング製品)
などは痛みを促進しやすく炎症性の問題に関係している言われています。
痛みのある人は「もう一生食べたらあかん」というのではありません。
慢性的に痛みで悩まれている方は一時的に控えたほうがいい食品類です。
参考になさってください。
5分でわかる痛みと対処法
オーストラリアで作られた慢性的な痛みについての動画です。
日本でも5人に1人は何かしらの慢性的な痛みに悩まされています。
それでも日本の習慣か文化なのかはわかりませんが、未だに整形外科での湿布薬や電気、揉むだけの整体やマッサージに通われる方が多いです。
その時の気持ち良さも大事ですが、それは治ってからのことやと思います。
まずはしっかりとした知識を持ちましょう。
あなたにとって健康ってどんな状態ですか?
健康な状態って単に身体に痛みがないというだけではなく、『自分の人生を楽しんでいる状態』や私は考えています。
日本人は我慢が美徳てきな考えが根強く頑張り屋さんが多いので、残念ながら世の中には慢性痛や痛みを我慢して「人生を楽しめている」人は少ないです。
・子育ての時に痛いのはしゃーないわ。我慢して育児・家事を頑張らな・・・。
・休みの間は寝てたけど、痛みが取れない・・・。仕事えらいわ。
・生理痛が酷くて、旅行の日も楽しめない・・・。
・このままずっと痛かったら将来どうなるんだろう?と不安な毎日・・・。
・『でも痛いし無理』『どうせ痛いのは治らへん。』とやりたいコトを我慢してしまう・・・。
こんな風に我慢してる人、考える人ってすごく多いんです。
あなたはどうですか?
あばたが今感じている痛み・つらさは、その場所に原因があるわけではありません。
慢性的に痛みや辛さを我慢している体からのサインです。
「このままやったら大変なことになるで!」
「そんな頑張らんでも・・・ちょっと休もうや」
というあなた自身の体からの『ちょっと休まへん?』というブレーキがかかっているんですよ。
ちょっと一休みしませんか?
仕事も育児も家事も遊びも健康な体があって楽しめるもんでしょ?
当院では安心できる説明と的確な施術で、原因がわからず不安な日々から1日でも早く回復するように全力でサポートをおこなっています。
そしてあなたやあなたの体を心配している人も『笑顔』になれるよう施術をおこなっています。
お気軽にお問い合わせください。
執筆:平野秀一 (烏丸カイロプラクティックセンター院長)
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