新型コロナウイルスへの院内対策と個人でできる対策
【新型コロナウイルスに対しての当院の対策と個人でできる対策】
いつも烏丸カイロプラクティックセンターへご来院いただきありがとうございます。
さて、昨今の新型コロナウイルの猛威に不安な日々を送られている方も多いのではないでしょうか?
例年インフルエンザもあるので、感染症に関しては新型コロナ騒動前からやっていることですが、改めて当院の対応をお知らせするとともに、安心してご来院いただけるように気を抜かず徹底してやっていくことをお約束します。
なお12年の営業期間で、院内感染、施術後のインフルエンザ・風邪症状の報告はありません。
わたし自身もインフルエンザ・風邪の患者さんを数百人みてきましたが、院内環境を徹底していたおかげで、患者さんからウイルス感染したことはありません。
目次
【当院のウイルス対策】
- ・院内では密室空間を作らないように、定期的な換気と終日換気扇を回して営業しています。
- ・目・鼻・口腔内の粘膜の潤いを保つために湿度の管理も行っています。(60〜70%の高温多湿)
- ・ご来院の際にお使いいただけるよう受付に消毒用のエタノールを設置しています。ご来院の際は必ず消毒液で手の消毒をお願いします。
- ・治療中はマスクを着用し飛沫感染・予防の対策をしています。また治療前、治療中、治療後の私自身の手の消毒を行い、みなさんに触れる手は常に清潔にしています。
- ・発熱の症状、咳の症状がある患者さんには予約を延期していただくようにお願いしています。
- ・加湿器にウイルスを99%除菌できる次亜塩素酸水を入れ空間の除菌を行い、ドアノブ・トイレの便座・ベッドシーツなども消毒をおこなっています。
- ・2週間以上前に海外渡航歴のある方は治療をお断りしています。
以上の対策でみなさんが安心して治療を受けていただける院内環境を整えております。
先日、京都でも京都産業大学の学生による集団感染が確認されました。新型コロナはエビデンスがなく、治療方法や使用する薬剤も手探りの状態です。
感染者の方は多くいますが、回復された方も多くいます。すべての病気に通じますが、最後はご本人の免疫力、体力勝負になります。
休業するお店も増えていますが、烏丸カイロプラクティックセンターではみなさんの健康管理で身体をお預かりしています。
新型コロナで治療院を閉めた方がいいのかな?とも考えましたが、ストレスが一番身体を疲弊させ、疲弊した身体は病気を発症しやすい状態になってしまいます。
当院では通常の治療に加え、風邪の方が来られた時などにおこなうカイロプラクティック施術で免疫力をあげる治療をおこないウイルスに負けない体作りの治療もおこなっています。
なのでみなさんが健康でいられるように、そのためにも私のサポートが必要な方もおられると考え通常通りに診療をしております。
「大切な家族に移してしまうのは嫌や」という方もおられるので通院は患者さんにお任せしています。
ご予約済みの方は、無理をせずに外出が心配な方は遠慮なく日程延期の変更をしてください。
いつ収束するのか?と不安な日々ですが、少しでもお力になれるようにサポートさせていただきます。
【健康でいつづけるために。病原菌としての新型コロナ対策】
新型コロナは感染症です。
感染症に対する対策を徹底するのが個人における最も正しい答えとなります。インフルエンザも100人が感染して20人ぐらいが発症します。
粘膜についただけなら、体内に入って増殖しません。感染=発症ではありません。
3月26日の段階ではありますが、日本の新型肺炎の死亡率は0.35と非常に低い状態です。
基礎疾患で糖尿病・がん・高血圧・心疾患などをお持ちの方は気を付けなければいけません。
また70代以上の方も喫煙者の方は肺の機能も落ちているので注意が必要です。
【基礎的なことを知って安心する】
侵入経路は基本的にはたったの3つ。
目、鼻、口の粘膜。これだけです。
すごく大雑把にいうと、感染力のある体液(新型コロナの場合は上気道系)が「どういう経路で伝わるか。」です。
それは手です。手は皮膚のバリアーに覆われており、そこから感染することはありません。そのウイルスのついた汚い手で目をこすったり、口に手を入れたりしたら感染します。
例えば、外出から帰ってきて、手を洗わずに箸に触ったりとか。手を洗わずにパンを素手で食べたりとかですね。海外では手洗いや食事の前におしぼりなどの文化もないのと、ハグやキスが日常なので感染が一気に拡大したと言われていますね。
まずは手を清潔に保ちましょう。
【個人ができる具体的な対策】
新型コロナは上気道系、喉と肺で増殖します。
マスクによってウイルスをシャットダウンするのはむずかしいです。隙間から通過させてしまったり、ウイルスが付着した手で触ったマスクをしていたら、アウトです。
ただマスクは喉の湿度を保ち、乾燥した空気で粘膜バリヤが剥がれるのを防止する効果があります。
この高温多湿環境が新型コロナを撃退するのに役立っている可能性は否定できません(あくまで推測であり、かつ可能性レベルの話)
マスクは自分からの唾液の飛翔を防ぐためにも役立ちます。
こまめに手洗いができない、手荒れがしてしまう方は、希釈した次亜塩素酸水を小型のスプレーボトルで持ち歩くといいですね。
メガネも有効です。度なしメガネでもいいので、出かける際はメガネを掛けておくといいですね。
花粉症もある方は、JINSなどで販売されている、花粉症メガネもオススメです。
【身体を冷やさない】
人間の身体は体温36度5分以上で正常に働くようにできています。
体温が1度下がると、免疫を司る白血球の働きが30%以上ダウンしてしまいます。
寒暖差があるので、汗をかいたら、汗冷え注意です。
生姜、大根おろしなどを摂取して、温める。
首、手首、足首を出さない、冷やさない。
【食で免疫をあげよう】
ニンジンは、ビタミンAの宝庫と言われ、体内の粘膜を正常に働かせる力があります。
レンコン、ジャガイモ、ブロッコリーに多く含まれるビタミンCは、白血球の働きを強化し、免疫力を高めます。
これらのビタミンには活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、基礎的な抵抗力強化にもつながります。
またビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることによって抗酸化作用がより高まります。そのほか、ゴボウ、レンコン、ブロッコリーの食物繊維には、感染症などに対する抵抗力をつける成分が含まれます。
また、ニンニク、タマネギ、長ネギに多く含まれる硫化アリルは、一部が体内でアリシンという成分に変化し、免疫力を高める効果があります。臭い成分が体内に入ると抗生物質のような働きをする。
アリシンは、ビタミンB1、B2の吸収力をアップさせる効果もあり、B1は体内の糖質の分解を促進させ、B2は代謝を促進し、細胞の活性化を促してくれます。
疲労がたまると、免疫力と抵抗力の低下にもつながります。免疫力と抵抗力=シュンギク
免疫力をアップさせるカロテンの含有量はホウレンソウ以上。
しかも、茹でるとその効果が高まります。また、独特の香りはα/ペンネ・ペリルアルデヒドなどの成分からなり、食欲の増進、消化促進などの働きがあります。
豊富に含むカロテンは油に溶けると、吸収率がアップするので、ゴマ和えやピーナッツ和えがおすすめです。
免疫力と抵抗力=カボチャ三大抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンE、βカロテン、ビタミンCが豊富に含有されています。βカロテンは粘膜系の正常化や免疫力の向上、目の疲労を癒す働きがあります。
これらは脂溶性ビタミンなので、油炒めなど油分と一緒に摂取すると栄養素をしっかりと吸収できます
【お茶、紅茶をよく飲む】
カテキン、紅茶ポリフェノールが抗ウイルス作用があります。
生姜紅茶など。
【テレビ断食・お笑いだけみる】
不安や恐怖で視聴率をとっているワイドショーやニュース番組をみない。
落語や吉本新喜劇でNK細胞(ナチュラルキラー)が活性化するデータがあります(免疫力が向上)。
【部屋の湿度を50〜60%に保つ】
目・鼻・口の粘膜の潤いを保つため。加湿器だけで湿度が上がらない場合は、カーテンに水スプレー、洗濯物を部屋干しをする。
【2人での外食や食事を避ける】
三密にあたる密室空間での食事をしながらの会話は危険です。
職場なででは極力、ボッチランチをお勧めします。それはマスクもせずに会話をしながらの食事だと相手の距離も近いこともあり感染率は上がります。
家庭内での食事は消毒・うがい・アルコール除菌をされているので自宅ではそこまで気にすることはないかと思います。
【結構大事な疲れ管理の徹底】
基本は、睡眠と運動です。運動習慣がない人は、通勤距離を歩くなどしていただくと効果があります。無理をしてプラスして運動する必要ないです。また睡眠時間をいかにとるかがポイントです。最低でも7時間は取りましょう。
また疲れていたら、無理して仕事にいくのではなく仕事を休み気分をリフレッシュすることもとても大切です。
休みの日や休憩時間は昼寝をする時間を30〜1時間(15分でもOK)。静かなところで5分以上目を閉じるだけでも効果的です。
またカイロプラクティックで循環の改善・リンパの流れの調整、肺、横隔膜などの機能を向上することで免疫力も上がり、ウイルスに負けないサポートが可能です。
基本的にその人の体力がウイルスに打ち勝つ最大のポイントです。家に閉じこもるのもいいかもしれませんが、できることは個人でしっかりと行いましょうね。
私に出来ることは最大限させていただきますので、なんでも相談してください!
長々と書きましたが、是非とも参考にしていただき、新型コロナを乗り越えていきましょう!
以上がご自身でも自宅でできる対策です。
当院へご来院の方はストレス軽減のための治療やウイルスへの対策としてカイロプラクティックの治療を取り入れている方も多く現在、当院からの感染者は1人もおられません。
また高校2年の冬にインフルエンザに罹り免疫を持っていることもあり、インフルエンザ流行期にもインフル陽性の患者さんと濃厚接触でしたが、私が感染することは今まで一度もありませんでした。
公共の交通機関を怖がられる方もおられますが、徹底した対応と対策でウイルス感染を防ぐことは可能だと専門家も言われています。ニュースなどで過剰に反応しすぎずにパニックに陥らず、まずは冷静になりましょう。
免疫力をつけるということは非常に大切です。
無理をして来院する必要はありませんが、当院のカイロプラクティック治療が免疫向上に働きかけ、腸内環境の調整を行い、肺の血液循環、リンパ循環、全身の血液循環などを向上させることにより、ウイルスに負けない体作りでみなさんの健康をサポートしています。