PMS【月経前症候群】整体でホルモンを整えもう毎月悩まない!
生理前になると「体が重だる〜」「気分の浮き沈みが激しい・・・」「やる気が出ない・・・」
女性特有の悩みの生理前の体の不調【PMS 月経前症候群】でお悩みではありませんか??
烏丸カイロプラクティックセンターはお悩みのせいで「◯◯が出来なくなった」を悩みを解消して「◯◯が出来る体に」戻していく、そんな施術でみなさんの健康をサポートしています。
あなたは5年後も健康でいる自信はありますか??
当院では原因が分からないなどの症状の方達の「5年後も健康でいられる体つくり」をお手伝いしています。
京都市内、下京区内、四条烏丸周辺でカイロプラクティック、整体をお探しでしたらお気軽にご相談ください。
生理前の体調不良の月経前症候群 PMSをご存知ですか?
生理前には仕事を休むぐらい体が辛い女性が最近は増えてきていて、年齢層も20台前半から不調を抱えている方も増えています。
実は女性でもPMS(月経前症候群)という症状を正しく理解している人は40〜50%くらいしかいないといわれています。
『毎月のことやししゃーないわ。』でもなんとかしたいとお考えの方は対処法などを詳しくお話ししていきますね。
目次
そもそもPMS(月経前症候群)ってなに?
PMS(月経前症候群)とは生理になる3日~10日前頃におきる不快な症状のことでです。
人によっては排卵が終わってからずっと続くなんて方もおられます。
このPMS(月経前症候群)女性の約80%の方は悩まれている問題と言われていますが、知らないかたも多いので解決できずに色々な問題につながるので注意が必要です。
PMS(月経前症候群)の原因は、はっきりと解明されていませんでしたが、最近の研究では、ホルモンのバランスが崩れることでPMS(月経前症候群)の症状が出るという結果も出ていますが、ホルモンバランスを崩す原因も色々と考えられます。
PMS(月経前症候群)の症状について
PMS(月経前症候群)の症状は人によって違いますが、
- ちょっとしたことでイライラする。
- 仕事の人間関係にイライラする。
- 意味もなく悲しく泣きたくなる。
- ついイライラして八つ当たりをしてしまう。
- 肌荒れやむくみがひどくなったり。
- 頭痛や腹痛・腰痛などが悪化する。
などの症状が同時に起こります。
細かい月経前症候群の症状
◉心に影響が出る症状
•イライラする
•憂鬱な気持ちになる
•わけもなく泣きたくなる
•孤独感を感じる、など
◉身体に影響が出る症状
•肌荒れが起こる
•腰痛がある
•むくみやすくなる
•胸が張る
•体重が増える、など
◉行動に影響が出る症状
•攻撃的になる
•怒りっぽくなる
•甘いものが食べたくなる
•眠気が強くなる
•集中力が低下する、など
ホルモンバランスの崩れが原因のPMS
PMS(月経前症候群)が起こるときは「エストロゲン」と「プロゲステロン」というふたつの女性ホルモンのバランスが崩れていると考えられています。
エストロゲン・・・排卵の準備をおこなう役割をもっているホルモン。
プロゲステロン・・・妊娠を助ける役割があるホルモンです
副腎疲労症候群の症状ページでも書きましたが、副腎の機能が低下している状態でもホルモンバランスが崩れてPMS(月経前症候群)を引き起こす可能性が考えられます。
こちらのページも合わせて参考にしてください。
ホルモンの役割
エストロゲンの役割
乳房を発達させ、女性らしい身体をつくる
子宮内膜を厚くする ※ちなみに「子宮内膜」とは子宮の内側を覆う膜のことで、受精卵が着床する場所
です。子宮内膜が厚くなることで、身体が妊娠の準備に入ります。
自律神経のバランスを整える
プロゲステロンの役割
子宮内膜の厚さを維持して、妊娠しやすい状態にする
体内の水分量を保持する
栄養を蓄えられるように食欲をふやす
このふたつの働きもののホルモンは、生理が始まる準備で分泌量が変わります。
その分泌量の変化がPMS(月経前症候群)の症状につながっているといわれているんです。
ホルモンのバランスが崩れると起きる変化
1身体が水分をためこみ、むくみやすくなる
2セロトニンの量が少なくなる
3血糖値を下げるホルモンの働きが弱くなる
それぞれの変化について掘り下げて説明してみますね。
1、身体が水分をためこみ、むくみやすくなる
女性ホルモンのプレゲステロンが、妊娠のために身体を整える働きで、普段よりも体内の水分量を増やそうと調整します。水分が増えると、身体はむくみやすくなります。
それが足のむくみや手足のむくみにつながります。
2、セロトニンの量が少なくなる
女性ホルモンのバランスが崩れると、「セロトニン」が減るんです。
セロトニンって聞いたことある方も多いとは思いますが、精神面に大きな影響を与える「脳内の神経伝達物質」のことです。セロトニンが増えると、幸福感。セロトニンが減ると不安感や憂鬱な気分になり精神的に不安定な状態になってしまします。
そして、このセロトニンはホルモンのバランスが崩れると減ってしまいます。
このセロトニンの減少が、PMSの症状である“相手に対して攻撃的になる”、“イライラする”といった状態を引き起こすんですね。
3、血糖値を下げるホルモンの働きが弱くなる
血糖値を下げるホルモンとはインシュリンです。
糖尿病とかに関係している膵臓から出るホルモンです。インシュリンは私たちが食事をした際に上がる血糖値を下げてくれます。
インシュリンの働きが弱くなるということは、どういうことになるかわかります?
働きが弱くなる分、血糖値を下げるためには通常よりも大量のインシュリンが必要になるんです。
そしてら身体が一気に大量のインシュリンを使おうとして、今度は血糖値を逆にわ下げすぎてしまうんです。
生理前などにいつもよりもチョコレートが食べたい!よく寝てるのに眠い・・・。仕事に集中できない。など衝動に駆られたことありません?
あれって体の正しい反応で甘いもを食べて下がった血糖値を一時的にあげるなど血糖値が下がっているという反応なんです。
だからって食べてもいいかって言われるとそうでもないんですよ。
副腎疲労のところでも書いていますが、肝臓でグルコース(血糖)を生成されない状態が続くとこれまた膵臓に負担がかかり血糖値の不安定が続いて膵臓のインシュリンの過度な生成につながってしまいます。
専門用語でいうとその状態を「低血糖」といいます。
補足:症状として就寝後に2〜3時間ほどで目を覚ましてしまう夜間低血糖の方もおられます。
どれも体の状態を一定に保つ(恒常性)正しい反応ですが、それって元々のホルモンバランスの悪化が引き起こしているのでなんとか正常に戻さなければ、甘いもの取りすぎて『あかん!太った・・・』と後悔してしまいます。
PMSが悪化する3つの原因
- 1ストレス
- 2お酒やタバコなどの嗜好品(しこうひん)
- 3潜在性鉄欠乏性貧血
【PMS悪化の原因 その1】
PMS(月経前症候群)になると、幸せを感じる脳内物質である「セロトニン」が減少します。精神的に不安定な状態のときに、仕事や人間関係などのストレスが加わると、過度にイライラしたり、落ちこみやすくなってしまいます。
【PMS悪化の原因 その2】
お酒・・・体内のアルコールを分解するために、血液中の「ブドウ糖」が消費されます。
飲酒をすることによって、低血糖にさらに拍車をかけてしまうことになります。
タバコ・・・タバコは血流を悪くし、身体を冷えやすくするためです。
体が冷えると、心身ともにリラックスできなくなってしまうため、PMSの症状がひどくなりやすいんです。
【PMS悪化の原因 その3】
潜在性鉄欠乏性貧血の状態。
その名の通り血液の「鉄」が欠乏して少なくなっている状態です。
体内の鉄分が不足することで、身体に疲れが出やすくなっている状態のことを指します。
潜在性鉄欠乏性貧血とは、女性は定期的に生理になるため、出血による鉄分不足が発生します。
その結果、この潜在性鉄欠乏性貧血になりやすいというわけです。
PMSの症状として説明してきた、“イライラ”、“憂鬱な気持ち“、“頭痛”“、“眠気”などは、潜在性鉄欠乏性貧血と共通する症状とも一致します。
そのため、潜在性鉄欠乏性貧血になっている人は、PMSで起こる症状が上乗せされ、人一倍辛く感じるんです。
だから、「PMS(月経前症候群)の症状が重いかも・・・」と感じている人は、潜在性鉄欠乏性貧血の検査を受けてみてくださいね。婦人科などで詳しく調べてもらえます。
PMS(月経前症候群)多い年代は?
PMSの症状は、女性の年齢などによっても変わってきます。
20代のときは身体に対する影響が出やすく、30代では心や行動に影響が出やすい傾向があるそうです。
そして、出産経験がある人は、心に対する影響が強く出るそうです。PMDD(月経前不快気分障害)
男性も知っておくべきPMS(月経前症候群)改善策
対策次第で、症状を和らげることはできるんです!
奥さんや彼女がもし毎月、悩まれていたら男性も知っておくとサポートできることもあるので読んでみてくださいね。
ではその方法をご紹介しますね。
- 自分の状態を把握しておく
- 体のバランスを整えて、心身ともにリラックスする
- 鉄分をしっかりと補う
- アロマを取り入れてみる
- 漢方を取り入れてみる
【PMS(月経前症候群)対策 その1】
1、自分の状態を把握しておく。
原因不明のイライラもホルモンバランスが崩れていることが分かっていると心配事や焦ることも減るので気分的にも少しは楽になります。
時期が分かっていれば、その期間は仕事や予定を詰め込みすぎないようにするなど、心身に負担をかけないように調整ができますよね。
【PMS(月経前症候群)対策 その2】
体のバランスを整えて、内と外のバランスを整える。
腰痛や頭痛・肩こり、むくみなどが悪化する方も多いので、病院での投薬治療も大事ですが、内面からも体質を変えていくことも大切です。
ホルモンバランスが崩れてしまう原因は人それぞれで違ってきます。投薬のみだと解決できる問題も長期的に見るとリスきが大きい場合もあるので信頼出来る代替医療で相談して調整されることもオススメです。
骨盤のバランスだけが問題ではありません。代替医療だとカイロプラクティック・整体・鍼灸・オステオパシーなどがいいですね。内分泌や循環の問題などをしっかりと診てくれるところがいいです。京都市内だと私が所属している京都整体同盟のメンバーを受診ください。
烏丸に近い方は当院へお越しくださいね。
【PMS(月経前症候群)対策 その3】
鉄分をしっかりと補う
鉄分が不足することでPMSの症状が悪化する場合があります。血液検査などで鉄分が低い方は日頃から鉄分を意識した食事をとるようにしましょう。
特に鉄分の中でもとくに「ヘム鉄」と呼ばれる鉄分をとるように心がけましょう。
ヘム鉄は鉄分の中でも体内へ吸収されやすい鉄分で、マグロやカツオ、レバーなどの魚と肉に多く含まれています。鉄のフライパンや鍋で調理すると鉄分がしっかりと取れます。食材も参考にしてください。
ヘム鉄を含む食材の例
●肉類
レバー、牛モモ肉、豚モモ肉、など
●魚介類
カツオ、マグロ、サンマ、カキ、アサリ、ひじき、煮干し、など
病院で処方してもらえる「鉄剤」というお薬を服用する方法もあります。婦人科の医師などに相談してみてくださいね。
【PMS(月経前症候群)対策 その4】
アロマを取り入れてみる。
アロマテラピーも、PMSを和らげるための対策としてオススメです。
エッシェンシャルオイルに含まれている植物の優しい香りが嗅覚を刺激して、交感神経の働きを抑えてリラックスする副交感神経の働きを助ける役割があります。
エッセンシャルオイルによって効能があるので参考にしみてください。
●イライラししやすく、脱力感がある方は
クラリセージ、ゼラニウム、ローズ、サンダルウッド
●むくみ、腰痛、頭痛などがが悪化する方は
サイプレス、ジュニパーベリーグレープフルーツ
●日頃の慢性症状が悪化する方は
ローズマリー、ラベンダー、ジュニパー
また、エッセンシャルオイルだけでも手軽に始められますのでオススメです!
1、アロマバス・・・お風呂に精油を加える。
2、吸引する・・・お湯をはったコップに精油を数滴たらす。
3、枕に数滴垂らして寝る。
【PMS(月経前症候群)対策 その5】
漢方を取り入れてみる
漢方は生薬と呼ばれる薬をつくり、その薬を使って症状を抑えていきます。
漢方のいいところは、副作用も少なくて複数の症状に効用があるものが多いことです。
PMS(月経前症候群)にとくに効果的な漢方は、以下の7種類です
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 抑肝散(よくかんさん)
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
- 五苓散(ごれいさん)など
漢方は飲む人の体質にあわせて処方されますので、興味がある方は漢方薬局や専門店などで相談してみてくださいね。
最後にPMS(月経前症候群)はほかの病気と間違われやすく特に「PMDD(月経前不快気分障害)」は間違われることが多い複数の症状が混ざり合った症候群です。
「PMDD(月経前不快気分障害)」とは、PMSの中の2~8%ぐらいがPMDD(月経前不快気分障害)ではないかと言われる症状です。
PMDD(月経前不快気分障害)は基本的な症状こそPMSと似ていますが、専門家の見解としては心に関する症状はPMSより重いといわれています。
周囲に対して過度に攻撃的になってしまったり、びっくりするくらい暴力的な言葉を吐くことがあります。
もし、「最近の私、さすがにおかしいかも・・・」「うちの彼女、なんだか異常に怒りっぽいな・・・」と感じたときはPMDD(月経前不快気分障害)という疾患もあることを知っておいてください。
その場合は1人で悩まずに早めに病院で診てもらうようにしましょう。
PMSと生理痛は、症状が出るタイミングで区別しやすく、対処の仕方によっては改善も可能です。
あなたの症状は生理前ですか?生理中ですか?
昔から当たり前に思っていることも痛みの軽減や快適な毎月を過ごすことができる症状かかもしれません。
執筆:平野秀一 (烏丸カイロプラクティックセンター院長)
PMS(月経前症候群)とカイロプラクティック施術
烏丸カイロプラクティックセンターでは生理痛や月経前症候群(PMS)の症状に対応しています。
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