整体で四十肩の痛みをサポートしています。
「最近、肩が上がりにくいし、背中に回すと痛いねん・・・」
「それって四十肩・五十肩やで!半年から1年ぐらいはかかるで〜」
こんな日常会話がされているとうちに来られた患者さんからよく聞きます。
ハッキリ言うて素人の判断で四十肩・五十肩を判断するのは危険です。
せっかく痛みもすぐに治るかもしれんのに、温めたり、痛いのにストレッチしたり、接骨院で毎日電気当てたりしていると無駄に施術に時間を費やすことになりかねません。
友達の善意のアドバイスかもしれませんが「半年から1年かかるで〜」の言葉だけを信じずにあなたの体の声を聞けるように、このページは肩の痛みの鑑別と四十肩と五十肩のしっかりとした原因と対処法について書いています。
京都市内で四十肩・五十肩、肩の痛みでお悩みの方は是非、読んでみてください。
- ある日突然、腕が上がらなくなった・・・
- なんか後ろのものを取ろうとした拍子に痛みが!?
- 四十肩・五十肩は日にち薬で時間が必要なんですよね?
- ブラジャーのホックが止められない・・・
- 高いところの荷物が取れな〜い。
そんな肩の痛みでお悩みではありませんか?
目次
そもそも四十肩・五十肩ってどんなもん?
肩の痛みと運動制限をきたす疾患です。
江戸時代の頃から五十肩という言葉はあって50歳になると肩の痛みを訴える人が多いからそう呼ばれていたそうです。
正式には肩関節周囲炎という疾患群のことで、肩関節の関節包の問題、肩関節の周囲に起こる炎症のことを四十肩・五十肩と言います。
整形外科的には肩に痛みと動きに問題がある、患者の年齢が40歳以降である、明らかな原因がないという3条件を満たすものを四十肩・五十肩と呼んでいるようです。
四十肩・五十肩など肩が痛くなる他の原因としてはインピジメント症候群・腱板損傷や上腕部の筋膜の癒着なども肩の痛み・可動性の減少につながります。
石灰沈着性腱板炎なども含めて四十肩・五十肩と呼ばれていたようですが、最近は原因のあきらかな疾患は四十肩・五十肩に含めないことになています。
四十肩・五十肩はどんな症状・痛み?
基本的には肩の痛みと関節の可動性の減少です。
最初、肩関節付近に鈍痛がおこり、腕の可動範囲の制限が起こります。
人によっては痛みが鋭いものになり、急に腕を動かす場合などに激痛が走る人もいます。
痛みのために、腕を直角以上に上げられなくなったり、後ろへはほとんど動かせないなどの運動障害が起こる場合もあります。
生活にも支障をきたすようになり、重症化すると、洗髪、髪をとかす、歯磨き、炊事、洗濯物を干す、電車のつり革につかまる、洋服を着る、寝返りを打つ、排便後の尻の始末などが不自由となり、日常生活に大きな困難をもたらす場合がある。
人によって軽症でのままなのか、重症化するかの仕組みもはっきりしていない。
痛みは片方の肩だけの場合と、一方の肩が発症してしばらく経つともう片方の肩にも発症してしまう場合と臨床では見られますが関連しているかどうかは原因は不明です。
また夜間痛で睡眠の障害につながる重度な肩の痛みを訴える方もいます。
素人判断で痛みは日にち薬で良くなると考えていると、痛みも慢性化してしまい、時間がかかってしまう場合もあるので適切な判断と施術が今後のためにも必要です。
肩が上がらないのは四十肩・五十肩じゃない!?
肩の痛みは毎日の臨床でも良く相談を受けます。
産後のお母さんや何気ない動作で腕が上がらなくなったなど色々です。
でもそれを四十肩・五十肩と決めつけるのはちょっと早い。
人間って腕をあげる時は肩関節だけで動かしているわけではないんです。
頚椎の関連、肩甲骨の可動性や肋骨の可動性、鎖骨など色々な関節と筋肉の複雑な動きの中で腕をあげるという動作ができているんです。
肩が上がらない・挙げると痛いということは色々な原因があるということを知っておいてくださいね。
肩の痛みインピジメント症候群とは?
滑液包や靭帯など構造に問題が起きている原因
肩甲骨のはたらきに問題が起きている機能的な原因
の二つに分けられ、スポーツをしている方に多い肩関節の複合的な問題です。
特に野球をしている方が良くなるとは言われていますが、他にもバスケやバレーなどの選手もなりやすいとも言われてます。
インピンジメント⇨衝突・ひっかかるという意味で、肩関節を動かすことで引っかかったり、ぶつかったりして痛みを引き起こすということです。
インピジメントも引き起こされる部位によって変わってきます。
関節の外で起きる
肩峰下インピンジメント
烏口下インピンジメント
関節の内で起きる
後上方インピンジメント
前上方インピンジメント
と大きく分けることができ、肩が痛い・腕が上がらないといっても部位によって適切な施術を施さないといけません。
関節の外で起きるインピジメント(挟み込み)を繰り返すことで、健板の損傷や断裂が起こるのでただ単にステッレチをすればいいということは、悪化していくこともあるので控えてください。
関節の中で起きるインピジメント(挟み込み)は腕を横にあげて手のひらを上に向けるような動作、前に出して手のひらを下に向ける動作を繰り返すことで起きやすくなり、関節の不安定(ルーズショルダー)や前腕部の健の炎症につながりやすいです。
この肩の痛みはどうすればよくなるの?
しっかりとした鑑別と適切な処置が必要です。⇦これが重要ですね。
ただ痛いからといって四十肩・五十肩と決めつけてしまって、逆に負担になるストレッチなどを繰り返すと治りが遅くなり、痛みも慢性化してしまいます。
命に関わる問題ではないですが、安易な自己判断や素人判断は痛みを長引かせ、生活にも支障が出てしまいます。
整形外科でも江戸時代の考え方のまま、年齢で四十肩・五十肩もっとひどいのは30代やし三十肩なんていう酷い診断を受けてこられた人もいました。
医学も進歩し肩の関節の研究、痛みの研究も進んでいます。
お医者様の言葉と考えずに医療従事者の言葉として、あなた自身も痛み、症状について考えてください。
そしてセカンドオピニオンなり肩関節専門で施術などを受けるか、それでも局所的なことを繰り返しても良くならなければ信頼できるカイロプラクター・オステオパスなどに相談されるといいと思います。
当院の肩の痛みに対しての施術
カイロプラクティックアプローチと日常生活でおこなえる簡単なエクササイズなどの指導で早期に症状の寛解を目指します。
痛みが慢性化すると問題も複雑になるのでまずは痛みを抑制していくこと、炎症を起こしている部分の炎症の抑制、構造的・機能的な問題を解消していく調整をしていきます。
早期に対処することで治癒も早いのであれ?最近肩の調子が少しおかしいなと感じたら相談してください。
執筆:平野秀一 (烏丸カイロプラクティックセンター院長)
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