整体から見た30代の歪みについて。
30代から体調がちょっと気になるし歪んでるんかな?
このまま歪みが酷くならんようにはどうしたらいいんやろ?
肩こりとか頭痛も歪みが関係してるんやろうか??
こういった30代に多い体の歪みの疑問にお答えしています。
30代からの歪みについて
四条烏丸でカイロプラクティック・整体の仕事を始めて15年。
肩こりから頭痛、慢性疲労まで30代の働き盛りの方のボディケアにたずさわってきました。
よく「私って歪んでいますか??」「骨盤がゆがんでるって言われました」と質問されることがあります。
答えは【人それぞれの形があるからその歪みがほんまに悪いわけじゃない。】というのがプロの意見です。
ですが、色々なパターンもありますので、それについて30代の歪みについて深く説明していきます。
※3分ほどで読める記事なので、体の歪みが気になる方は3分だけお付き合いください。
プロ目線から見る歪みとは
体の歪みは誰にでも大なり小なりあります。
それは生まれた時から持っているもの、そして成長の過程で徐々に歪みが強くなっていくからです。
人の体は左右対称の筋肉、骨格で出来ていますが、その中身は内臓があって左右非対称になっています。
例えば大きい臓器でいうと肝臓が右側についていて、左側には胃があります。
その肝臓は大人で1.2〜1.5kgの重さがあり、そのため人の体は左脚に重心が掛かりやすくなっていて、地面にまっすぐに立つためにバランスをとっています。(肝臓に脂肪がたまっている方は2〜3kgある方もおられます。)
もちろんそれだけが原因ではありません。
他にも側湾症や日常の生活習慣で歪みは人それぞれです。
ですが人間の体の構造は皆さん一緒です。
肝臓がない方はおられませんし、左に肝臓がある方は極々稀です。
症状が出る出ないに関係なく大まかな歪むということについてはほぼ同じだと考えられます。
なので左右対称の方はほとんどおられません。
30代ぐらいになってくると大なり小なり誰でも歪んでいます。
その歪みの状態で何かしら肩こりや頭痛などがあるなら、体全体のバランスを調整する必要は出てきます。
歪みと肩こり・頭痛の関係と症例
歪みと肩こりや頭痛などには大きな関係があります。
体が歪んでしまうことで、体の中の血のめぐりが悪くなってしまうことで生理機能が正常に働きにくくなるからです。
肩こりや頭痛に関係してくるのは利き手や利き足、利き目などです。
先ほどの体の元々の歪みプラス、その他の体の歪みと肩こりや頭痛の関係にはこの利き◯も大きく関係してきます。
例えばスマフォを例に取ると、単純に右手でスクロールする。
そしてそれを目が追いかける動作を1時間続けてそれが日常の方は目の神経が疲れてフワフワとした目眩感を訴える方が多いですし、そういう方は慢性的に肩こりや頭痛がひどい方が非常に多いです。
ここでは眼球の神経の問題と腕の筋肉の疲労などが重なって肩こりや頭痛、めまいに繋がりやすい方が多いですね。
体が歪んでいても肩こりや頭痛にならない方ももちろん沢山おられます。
烏丸カイロプラクティックセンターの統計としては体の悩みを相談していただく方は痛みやコリがある肩や頭だけじゃなく他の血流の問題や神経の問題が原因になっていることが多いです。
何かしら体の不調を抱えている方の歪みは肩こりや頭痛・めまいや慢性疲労などの症状と深く関係しています。
歪みはほっておかないほうがいい。
肩こりや頭痛、めまい、慢性疲労などがあるなら歪みはほっておかないほうがいいです。
そのまま歪みをほっておくと、血流の流れが悪い状態で、神経の働きが悪い状態で生活を続けていても体が回復することはないからです。
烏丸カイロプラクティックセンターに相談に来られる方は数ヶ月から数年間も肩こりや頭痛などで悩まれている方が来られます。
中には原因がわからないと言われ、HPやブログの記事をみていただき半ばあきらめた状態で最後にカイロプラクティックを試してみようと来院される方も多いです。
人の体は機械のように部品を交換したら、また元気になることはありません。
回復させるにはそれなりに時間が必要になってくるので、早めの処置が早期の回復には必要になってきます。
例えば慢性疲労症候群で7年間も悩まれていた方は週1回の施術をおこなって早くても2〜3ヶ月の施術が必要になってきます。
そんなに時間がかかると思われる方もおられるかと思いますが、これは体の新陳代謝が関係していて、肝臓の回復は4ヶ月、血管の回復は3カ月、神経の回復は1ヶ月、皮膚の回復は28日の日数が必要です。
これが人間が持つ生理機能です。
もしあなたが体に悩みを抱えているなら歪みはほっておかないほうがいいです。
整形外科などに行っても湿布をもらうだけ、マッサージで揉んでもらうだけと不満をお持ちの方は近くにいる体のプロの整体師やカイロプラクティック、オステオパシーなどの代替医療に相談されるのも解決につながると思います。
この記事が参考になれば幸いです。