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もしかして鉄不足??潜在性鉄欠乏症貧血の整体。

「生理前がツライ・・」「毎月毎月、生理なんてなくなればいいのに!」「はぁまた生理の時期が・・・」

婦人科に行っても『ピルを渡され様子を見ましょう』と言われて一年以上も生理の悩みで、ちっとも楽にならない!とお困りではおりませんか?

烏丸カイロプラクティックセンターはお悩みのせいで「◯◯が出来なくなった」を悩みを解消して「◯◯が出来る体に」戻していく、そんな施術でみなさんの健康をサポートしています。

あなたは5年後も健康でいる自信はありますか??

当院では原因が分からないなどの症状の方達の「5年後も健康でいられる体つくり」をお手伝いしています。

京都市内、下京区内、四条烏丸周辺でカイロプラクティック、整体をお探しでしたらお気軽にご相談ください。

生理前症候群(PMS)生理痛などの毎月の悩みでお困りではありませんか?

女性の体にとってもめちゃ必要な鉄分。生理前の悩みにも関係が深い鉄分。

鉄分の欠乏が女性の体に影響を与えやすく、現代の女性は慢性的に鉄が不足していると言われています。

患者さんにも生理前症候群や生理の悩みで困っている女性に質問されたので記事書きました。

年齢を問わずに女性の方は必見ですよ〜。

ぜひご覧ください。

潜在性鉄欠乏症貧血って何やのん?

血液検査の結果Hb(ヘモグロビン)の値が正常でも体に貯蔵されている鉄分が不足して酸欠状態です。

知っての通り血の中にある鉄分(ヘモグロビン)が足りていないと血液中の酸素を全身に送り届けることができません。

小学生の理科で習いましたよね。

覚えてますか?

そうすると鉄分が足りなくなった体は色々な不調を引き起こす原因になってしまいます。

体には鉄分は必要な栄養素です。

特に女性は毎月の生理では月当たり平均40〜60mLの出血があり、鉄として20〜30mgの損失になります。

偏った食生活やストレス状態など原因はいろいろと考えられますが、気がつかないレベルで鉄分不足の方が多くおられます。

潜在性鉄欠乏症貧血の症状

  • 肩こりとか、腰痛頭痛 めまい 立ちくらみ
  • 動悸 息切れ 疲れやすい 倦怠感 朝がつらい
  • 気持ちが沈む いらいらが強くなった
  • 爪が割れやすい(二枚爪)
  • 髪の毛や肌のつやが無くなった
  • 抵抗力の低下(風邪をひきやすいなど)
  • 氷をかじりたくなる(氷食症)
  • 手足にムカデがはってるような感覚に襲われたり、手足がむずむずしてくる。
  • 花粉症の時のドライアイ
  • 皮膚の乾燥神経症状
  • 眠気と不眠
  • 月経異常
  • 子供では知能の発達低下、身体発育の低下、情緒不安定、注意力散漫
  • 細胞免疫能の低下:リンパ球や好中球の働きが落ちて、風邪やインフルエンザ、カンジダ、食中毒、イボ、子宮頸
  • 内出血しやすい。
  • 胃下垂・内臓下垂

女性と潜在性鉄欠乏症貧血

女性はある年齢までは毎月、生理がきます。

男性の私にはわからないことですが、出血するということは体から鉄などが失われ、それが毎月のこととなると十分な補充ができていないと鉄分不足になるのは必然です。

生理が始まった2〜3ヶ月後には鉄分が不足していると言われています。

女性の潜在性鉄欠乏症貧血は鉄分が不足し、鉄分を貯蔵しておくフェリチンというタンパク質が少なくなって血清鉄の減少ヘモグロビン量の減少という感じで貧血の最初の過程はフェリチンの減少から始まります。

この状態を放っておくとどんどん進行して鉄欠乏性貧血となってしまいます。

低フェリチンになってしまいそうな人

  • 生理の出血が多い人、婦人科の問題を抱える人
  • 妊婦、産後のお母さん
  • 胃潰瘍、痔で出血している人
  • 激しい運動をする人
  • 無理なダイエットしている人
  • 菜食主義者・肉を食べない人
  • 胃の調子の悪い人、ピロリ菌がいる人
  • 甲状腺機能低下症の人

上記の問題を抱えている人は注意が必要です。

個人差はありますが、専門的な数字でいうとMCV(平均赤血球容積)が70程度(基準値は84~98fL)ヘマトクリット(Ht)(基準値女性 35.5~43.9%)になると慢性疲労や爪の変形などがみられます。

嚥下障害なども起きますが、もう少し数値的には低い時期とされています。

鉄(Fe)についてちょっとお勉強

鉄について勉強しましょう。

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があるん習ったん覚えてますか?

ヘム鉄は肉類、魚類、貝類に多く含まれています。

鉄イオン(Fe2+)なので腸でそのまま吸収可能な食品類です。

吸収率は非ヘム鉄に比べて5~10倍高いと言われていて、非ヘム鉄の吸収を助ける働きもあります。

また一緒に食べたものによって吸収率が変わることはありません。

非ヘム鉄は野菜、乳製品に含まれる>鉄イオン(Fe3+)でそのままでは、ほとんど吸収できません。

鉄イオン(Fe2+)に変えられた後、腸から吸収されます。

食べ合わせによって吸収率が変わります。

鉄欠乏の場合はヘム鉄を摂取することは重要になってきます。

が!動物性の食品ばかり食べるわけにもいきませんよね。

肉も野菜もバランスよく食べて非ヘム鉄の吸収をよくすることが大切になってきます。

参考までに鉄の吸収をよくする習慣
ビタミンC
ビタミンCには吸収されにくい非ヘム鉄を吸収しやすいヘム鉄に帰る働きがあるから一緒に摂るといいですね。

食後の果物とか(オレンジやレモン⇦吸収率は2倍)などを取るといい。

たんぱく質
たんぱく質に含まれるアミノ酸は、非ヘム鉄の吸収を促進する働きがあります。

胃酸
胃酸には化合物として存在する鉄を消化によりイオン化する働きFe3+をFe2+にする働きがあります。

胃の働きが悪い人は、鉄の吸収が悪くなります。

特に、ピロリ菌の保有者は胃の機能が悪くなる可能性がありますので注意が必要です。

しかし最近ではピロリ菌を除去すると咽頭がんやったかな?発生のリスクが上がるという論文を目にしたのでこれが正しいとは限りません。

腸の調子
栄養は小腸・大腸から吸収されます。慢性的に便秘、下痢になっているということは吸収しにくい状態です。

消化吸収をしっかりとおこなうためにも腸内細菌を良い状態に保つことは重要です。

食事のバランス
サプリメントを取り入れている方は、偏った摂り方だと他のミネラルの吸収の妨げになります。

特にカルシウム、亜鉛、銅、鉄、マンガンは腸から吸収される際に競合する関係にあります。

どれか1つのミネラルが極端に多いと他のミネラルの吸収率を落としてしまいます。

基本的には食事から摂るのが基本です。

そして大切なことはバランスよく摂取することです。

潜在性鉄欠乏症貧血にいい食べ物。
ヘム鉄
レバー(豚・鳥・牛)
牛モモ赤身
しじみ・あさり
カツオ
非ヘム鉄
ほうれん草・小松菜
大豆(茹で)
油揚げ

などです。

しかし鉄分は、一回で吸収される量が限られているから沢山とれば早く貧血がよくなるっちゅうもんでもありません。

毎日の食事で少しずつ鉄分を摂るように心がけることが大事です。

また鉄分の吸収を助ける栄養素:たんぱく質・ビタミンC・ビタミンB群も合わせて摂ること、そして吸収を助ける食べ物を上手に利用することが早期の改善には必要です。

レモン、オレンジ、いちごなど 中でもレモンは鉄の吸収率を2倍に引き上げるためオススメ!

吸収助けるものがあれば邪魔をするものもあります。

栄養素はタンニン・カルシウム酸・食物繊維邪魔をする食べ物・飲み物:コーヒー・緑茶・紅茶・牛乳・炭酸飲料などが吸収を邪魔するので食べ合わせには注意が必要ですよ。

しかし上記の栄養素、食材には鉄分の吸収を阻害する働きがありますが、時間をずらせば鉄分の吸収に影響与えずに済むのでご安心を。

潜在性鉄欠乏貧血と婦人科の問題

PMS(月経前症候群)や不妊症、子宮内膜症で不定愁訴のある方を調べると、フェリチンの値が5.0ng/ml以下の最低値を示すこともあり、女性特有の悩みと鉄欠乏は深く関係しています。

鉄欠乏かどうかはヘモグロビン(Hb)鉄(Fe)と一緒にフェリチンの値を調べることが必要です。

特にPMS・PMDDなどの月経の問題や妊娠中や妊婦・産前の問題にも関係してくるので、なんか体調が変やな〜と思われる方は1回調べるのいいかもしれませんね。

鉄が不足すると神経伝達物質がうまく作ることができなくて生理前やイライラ・うつ症状などにも関係してきて鉄不足の感情のコントロールがしにくくなると言われています。

また妊娠に関してですが、お母さんが極端な鉄欠乏性貧血の場合、お腹の赤ちゃんは鉄が不足してしまい、その結果、心臓に穴が開く心臓中隔欠損症や、アトピー性皮膚炎、喘息などの症状が現れるという結果も出ているようでアメリカでは、フェリチンの値が40ng/mlを切るようだと、妊娠する事自体勧めないって指導をするところもあるようです。

毎月の生理もそうですが、最近の女性は不規則な生活や食生活で慢性的に鉄が不足している方が多いです。

鉄分不足だけが原因ではないですが、知っておいて損はない情報だと思います。

潜在性鉄欠乏貧血とウツの関係

鉄が慢性的に不足すると体内ではヘモグロビンを作れず、貧血状態です。

上でも書きましたが貧血になると酸素を全身に運べないので、脳も酸欠になり機能低下を起こしてしまいます。

心療内科や精神科の先生でもあまり認知されている先生は少ないみたいです。

鉄の不足によって体に出る症状としては「うつ」とよく似ています。

なんで鉄不足とうつが関係

鉄は生きていく上での活動のバランスを取る機能の役割があるタンパク質で神経伝達物質のドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンを作る酵素の助ける役割として機能しています。

体内に十分な鉄がなくなるとドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンが必要なときに作られずうつ病やパニック障害と似たような精神症状を作り出す原因になるんです。

セロトニン・・・心を安定させる神経伝達物質
ノルアドレナリン・・・やる気を作る神経伝達物質
ドーパミン・・・快楽を作る神経伝達物質

鉄が慢性的に不足していると、心の不安定・やる気がでない、喜びを感じないなどの症状が出てしまいます。

フェリチンが70以下になると、なんらかの精神症状が出ると言われていて、フェリチンは普通の血液検査では測らないので、潜在性鉄欠乏は見逃されやすい問題とされているんです。

投薬などでも良くならない症状でお悩みの方はフェリチンの値をもう一度、検査するなど主治医の先生に相談してみるものいいかもしれせん。

フェリチンが10以下だと、食事だけで鉄を上げるのは不可能だと言われています。

医師の指導の元に鉄剤もしくはサプリメントを使用する方が最善です。

女子はこれはやっとこ

食事を抜くなど無理なダイエットはやめよう
間食は控えてバランスよく3食きちんと摂る
ウォーキングなど軽い運動で汗を流す

当たり前のことやんと思われると思いますが、できてます?

コンビニ大好き・甘いもの大好き・炭酸大好き・痩せようとして無理してません?

ちょっとのことで体も変わります。無理のない範囲で食事のことにも気をつけてみてください。

烏丸カイロプラクティックセンターでは手技で体のバランスを整えること+食事の栄養指導なども細かく行っています。

過剰な摂取は逆に体調を崩す原因にもなるので、鉄分のサプリなどを極端に摂取しないようにしてくださいね。

執筆:平野秀一 (烏丸カイロプラクティックセンター院長)

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