No.001 動悸と頭痛とヘルニアに手足の冷えで悩むお母さんの症例
- 患者情報
- 30代
- 女性
- 会社員
- 初回来院
- 2016年01月
- 症状
・動くと動機がし始めると頭が痛くなり、息苦しい。
・椎間板ヘルニアによる腰痛(整形外科診断)
・寝汗がひどい
・原因がわからないお腹の痛みと手足の冷え
治療内容と経過
動くと動機がし始めると頭が痛くなり、息苦しくてそれを一番なんとかしたいと相談を受けました。この女性で印象に残っているのが、「子供たちとまた走り遊びたいです・・」と静かに言われ、「あ〜これは責任が重大やな」と思ったのを覚えています。
血液検査の数値は肝臓の問題が少しあるぐらいで後は問題なし。心電図も問題なし。と医療機関の検査でも問題がなく原因は不明ということで施術をさせていただきました。
1回目〜3回目までは集中的にカイロプラクティック施術を施しました。
交感神経をリッラクスさせるため、ゆったりとしたリズムで施術をおこない、帝王切開も数度されているので、癒着の問題、仙腸関節、横隔膜の調整を行いました。
施術後は体が重くなったり、臓器の痛み(本人判断)が悪化したりとしてましたが、副交感神経が働いている反応と考え、その旨を伝え様子を見ていただいていいました。
4回目 腰の痛みは調子も良く、動機は来院前よりは頻度も減り、頭痛もないと報告を受けました。施術は下部胸椎の問題と呼吸に対しての調整、血液の巡りを良くするための調整、肋骨の可動性の施術も行いました。
5〜7回目(一週間に1回のカイロプラクティック施術)梅雨時期ということもあり、気圧や湿度の変化に体調を左右される日もあるようですが、概ね落ち着きを取り戻しつつあり、寝汗で起きることもなく、寝れるようになったとおっしゃられていました。
施術としては引き続き血液循環の調整、肋骨の調整をおこない体全体のバランス調整をおこないました。
8〜9回 動機と頭痛とも痛みは初期のことに比べると10→1か2ぐらいの状態まで良くなっていました。
10回(施術開始より2ヶ月) 痛みでロキソニンも飲むことなく動機、頭痛ともに随分と良くなりました。施術は全身調整をおこない予後を見つつ月に1度の調整を続けていますが、予後は良好です。
- 同時に治療した症状
・椎間板ヘルニアによる腰痛(整形外科診断)
・寝汗がひどい
・原因がわからないお腹の痛みと手足の冷え
・肩こり・背中の痛み
- コメント
動悸の件で内科を受診したけれど、問題もなく、ただ肝臓の機能が低下しているぐらいで、腰痛に関しては椎間板ヘルニアと言われ、病院では様子をみる形でいわれたようです。
現代医療の数値や画像診断のみでの判断で原因がわからないので、手の施しようがないと言われ、途方にくれる患者さんの典型的な方でした。
身体調整だけでなく、栄養の指導も含めて、生活習慣の改善にも協力してもらえたので、良くなるのが早かったのではないでしょうか。
医療機関でも原因がわからない。
しかし西洋医学は薬だけで痛みを抑えるような投薬を続ける。
医療的な検査で問題がなく、でも体の症状は一向に改善しない。
そんな方は代替医療を頼ってもいいかもしれません。
何はともあれ「これで子供たちとまた一緒に走り回れます!」と笑顔で帰られた姿を見たときはうれしかったです。
よかった!!!元気に遊びまわってくださいね〜
- 患者さんの声
このまま痛みと体と付き合っていくのかとあきらめかけていたのですが、回数をかさねて通っているうちにあちこちの痛みや症状が緩和されてきました。
とっても不思議ですが、体が回復しています(笑)
もう一度、子供達と走り回れそうです。ありがとうございます!