急に痛めた股関節の痛みの原因を知りたい。

No.012 急に痛めた股関節の痛みの原因を知りたい。

初診時、施術室に入ってきた時は腰も曲がり、股関節の痛みをかばうような姿勢で足を引きずりながら入ってこられました。

来院の2週間前に痛めたようですが、あそこまで痛みが出るのかが不思議な状態です。

MRIに血の塊？と思われるものが施術開始の1ヶ月後に見つかりました。

1回目：動かすのも辛く、自分自身で動かすこともできない状態でした。ベッドに横になるにもちょっとしんどそうだったので座ったまま調整を開始して、足首と膝の調整そして骨盤の調整と脊椎に対しての調整をおこない。痛みが減少して施術を終えました。

2回目（3日後）：前回よりも少し楽な様子で来院されました。前回の動きのチェックを行い、座位にて調整をおこない、腰が伸びて痛みが来院前よりも減少した状態で終わりました。

3回目（4日後）：幾分か痛みはましな様子でしたが、仕事中の座っている状態で痛みは悪化して来院されました。車の乗降も股関節に痛みを感じ疼痛を回避する姿勢は残っている状態だったので、骨盤、膝、足首を中心に横隔膜と呼吸の運動性を出すように施術を行いました。

4回目（5日後）：前回後は痛みが楽になっていて、長野に旅行で行かれた際に痛みが増したが、知り合いに股関節を調整してもらうも、その後歩けなくなって帰ってこられました。当院での施術は大腿四頭筋、循環の改善を目的に施術をおこないました。

5回目（1週間後）：痛みはまだ残っている。ベッドに寝てもらい、呼吸の運動性と関節・血液・リンパの循環に対して施術をおこないました。

6回目（1週間後）：痛みはずいぶんとマシになってきて、疼痛回避の姿勢はあるものの初診時に比べれば良好との報告を受けました。全身の施術をおこないました。

7回目（1週間後）：痛みは6割ほど良くなって、歩くのは多少の痛みがある状態で、施術は骨盤周辺に対してのアプローチと内臓に対してのアプローチをおこないました。

8回目（1週間後）：痛みは7〜8割は大丈夫だが、動作時の痛みはある状態で来院されました。前回に続き内臓の問題、胸郭（肋骨の動き）胸椎の調整をおこない施術を終えました。

9回目（1週間後）：痛みは7〜8割はOK。歩行はずいぶんとマシになってきている徒歩脳国で、全身の調整と内臓の調整をおこないました。

10回目（1週間後）歩行時の痛みはずいぶんとマシになりました。疼痛の回避姿勢もない状態です。痛みはたまに感じる程度。全身の治療をこない現在は間隔を開けつつ経過観察中。

fullsizerender

コメント: 東京の知り合いの先生から紹介していただき、治療に来られました。

入ってきた時の状態を見て「思っていたよりも重症やな・・・」しか思い浮かびませんでした。

構造的な問題、精神的な問題やその他の問題をいろいろと抱えられていて、さてどうしたものか？と考えましたが、状態を検査、説明し治療を開始し、数回の治療で痛みはずいぶんと抑制かけられたのですが、イレギュラーなこともありましたが、今は痛みなく以前よりもいい状態で過ごされ、ホッとしています。

感覚的にも鋭い方だったので、治療中に涙されたりと色々な意味でスッキリとされたと思います。

私としても学びや気づきのある治療でいいご縁に感謝です。

患者さんの声: 単にその症状を取り除くのではなく、なぜその症状が現れているのかをきちんと観ていただき、痛める前よりも新しい体になったように感じます。

先生は気さくで、明るくて楽しく面白く。患者さんの心と体にしっかりと向き合って、丁寧に施術してくださるとても優れた先生です。

でも患者さんを甘やかすことなく自分の力で自分の体を整えることを目指し施術は最小限で最大の効果を引き出す！（みなさん人生楽しくパァ〜といきましょうよ！って顔が言っている。。）フランクで頼りになる信頼できる先生です。

なんかよくわかんなけどおかしい・・・とか気になる・・とかそんなサインに気がついたらぜひ、平野先生に尋ねてみてください。