【股関節の痛み】をなんとかしたいとお考えの方へ
「歩いていると股関節が痛い」「立つときに痛みが走る」「階段の上り下りが痛い」
病院に行って検査して『年齢のせいですね。』と言われただけで、股関節の痛みがよくならない・・・。とお悩みではりませんか?
烏丸カイロプラクティックセンターはお悩みのせいで「◯◯が出来なくなった」を悩みを解消して「◯◯が出来る体に」戻していく、そんな施術でみなさんの健康をサポートしています。
あなたは5年後も健康でいる自信はありますか??
当院では原因が分からないなどの症状の方達の「5年後も健康でいられる体つくり」をお手伝いしています。
京都市内、下京区内、四条烏丸周辺でカイロプラクティック、整体をお探しでしたらお気軽にご相談ください。
このようような股関節の痛みでお悩みではありませんか?
- 股関節やお尻に痛みや違和感、鈍い痛みがある。
- 動き始めや歩いていると股関節に痛みがある。
- 長く歩いていると痛みが強くて休まないと歩けない。
- 立ち座りでも股関節が痛む。
- 変形性股関節症と言われたけど手術はしたくない。
目次
変形股関節症について
変形性股関節症は女性に多い進行性の股関節の問題です。。
女性は男性に比べ関節が緩く周囲の筋力も弱く、構造的に女性は骨盤が横に広いので股関節の位置が男性と違うので、股関節に直接大きな力がかかりやすいといわれています。
そのほかにも股関節の痛みの原因はいろいろと考えられています。
お年寄りが多いイメージですが40代〜50代の方もお困りの方がおられたり、重労働で股関節に負担がかかっている方も痛みが出やすいです。
変形性股関節症の症状
初めはお尻や股関節の周りに違和感を感じることが多いです。
そして運動後や長く歩いた後などに、股関節周辺に鈍い痛みが出ることが多く、股関節の痛みの特徴としては痛みは数日で楽になります。
動き始めの痛み
少し症状が進むと、動き出すときに股関節辺りに違和感ではなく動き始めに痛みを感じる「始動時痛」を訴える方が多いです。
痛む箇所は初めは広範囲ですが、次第に股関節周りに限定されていきます。
さらに進むと動かしたり歩くと股関節の前後が痛む、一休みしないと歩けないぐらいの痛みが出てきます。
運動をすると痛みが悪化
動かすと股関節に痛みが出る状態は変形の問題が進んだ状態です。
この状態ですと生活にも支障が出てくるのでしっかりとした対処が必要になってきます。
最終的には安静にしていても痛むようになり、痛みの強さもだんだんと強くなります。
股関節に水がたまって腫れたり、夜間などにも痛みが出て睡眠障害になる方も多くおられます。
動かすこと自体も難しくなる
状態、痛みが悪化していくと、立ちながら靴下が履きにくくなったり大きな段差が上りにくくなったりと、股関節の動きが落ちてていきます。
少し歩くと休まないと歩けない。
少し歩けば痛みで進めなくなる(間欠跛行)場合があります。
また痛みのために運動量が減って筋力が衰えると構造的に歪みが大きくなるなどの全身の影響が出てきます。
なぜ変形性股関節症になるのか?
まず股関節の仕組みを説明してきますね。
股関節は骨盤とふとももの(大腿骨)と連動していて、体の中でもとても頑丈な靭帯によって固定されています。
そして大腿骨の先が球状になっていて、骨盤側のおわん状のくぼみに、しっかりと固定しはまり込んでいます。
このようなボールにお椀がかぶさっているので前後左右斜めと複雑な動きができる特殊な関節の構造をしています。
股関節には軟骨と潤滑液があるおかげで摩擦抵抗が減って関節を滑らかに動かすことができるのです。
整形外科では原因の一つとして関節軟骨がすり減ることで変形性股関節症が発症しやすくなると言われています。
また外傷による股関節の負担も変形性股関節症の原因と考えられています。
整形外科ではよく「年やからね」と年齢を多くの理由に挙げられることもありますが言われますが、年齢を原因にしてしまうと右も左も同じように変形性の問題が出ないとおかしいので年齢はあまり関係ありません。
変形性股関節症の進み方
前期・・・レントゲンに変化なし
↓
初期・・・骨の硬化がみられる/関節の隙間は少し狭いところも
↓
進行期・・・関節の隙間が狭くなり骨棘ができる
↓
末期・・・関節の隙間がなくなる
病院での変形性股関節症の対応
病院での方法は大きく分けて「保存療法」と「手術療法」の2つの治療法があります。
保存療法では症状の安定具合をみて、痛みの増強や症状のステージの進行具合によっては手術が検討されます。
症状が殆ど出ていない場合でも健康な股関節の状態を保ったり、手術をすすめられた場合でも進行を遅らせるためや人工関節を長持ちさせるなど状態をよりよく保つために保存療法が必要です。
変形性股関節症の対処方法
★体重コントロール
股関節にかかる負荷は体重の3~10倍と言われていて、体重が増えれば股関節への負荷が増えます。体重増加が著しい方は食事制限と運動療法などを組合わせての体重コントロールが必要です。
★負荷を減らす日常生活の工夫
無理な運動で股関節に負担をかけない、がんばり過ぎない、痛むときは安静にする、外出する時には杖を使うなど、無理をせず痛みを避け負荷を減らすことも必要です。どのくらい歩いたら痛みが出るなど限界を知り痛みをコントロールすることも大切です。
★カイロプラクティック、オステオパシー、整体などの代替医療
構造的な負担を減らし、血液循環を改善したり、筋力の維持、リラックスして気分転換、などを目的として保存的な施術や股関節をいつまでも健康に保つように調整していきます。股関節痛いにも負担がかかっている腰の痛みや足のバランス改善なども行われているので全身を調整していくことで少しでもいい状態に近づけていきます。
★薬物療法
急性期の痛みや進行期や末期の強い痛みなどのときに消炎鎮痛剤などを使い場合もあります。痛みが消えますが、構造的には負荷がかかった状態なので、痛くないからと無理をすると悪化する原因になるので薬での痛みのコントロールはお勧めできません。
手術療法
筋解離術
股関節周囲の筋肉を部分的に切り離し、緊張をとることにより、股関節にかかっている圧力を減らしていく方法です。
これにより、100%ではありませんが痛みが軽減し、関節が動きやすくなることが期待出来ます。前股関節症から初期に適応がありますが、関節自体の形が治るわけではないので、将来症状が再発する場合も多いといえます。
各種の骨切り術および臼蓋形成術
臼蓋形成不全が原因の変形性股関節症に対し、その状態や程度により様々な骨切り術や臼蓋形成術が行われます。
金属などの人工物を使わないで、自分の骨で股関節の足りない屋根(臼蓋)を作る方法です。
なので軟骨が完全に擦り減ってしまった末期股関節症には適応外になります。
代表的な術式には、次のようなものがあります。
棚形成術
骨盤から板状の骨を採骨して、これを足りない臼蓋の部分に移植する方法です。臼蓋形成不全が軽い、前股関節症から初期の場合がよい適応で、比較的手術の影響が少ない点が特徴です。
寛骨臼回転骨切り術
臼蓋を含めた股関節周囲の骨(寛骨)を丸くくり抜き、回転移動させて足りない臼蓋を作る方法です。前股関節症から初期症状が適応範囲で、元の状態に近い、軟骨のある臼蓋を作れる点が特徴です。
キアリー骨盤骨切り術
臼蓋の部分で骨盤を水平に切り、横にずらすことにより足りない臼蓋を作る方法です。
前股関節症から進行期まで適応となりますが、骨盤が狭くなるので妊娠の可能性がある女性への適応は慎重に行う必要があります。
人工股関節全置換術
軟骨が完全にすり減り、高度に変形した末期股関節症に対して行われます。
除痛効果は高いと言われていますが、人工関節のすり減りや弛みによる寿命があるため、60歳以下の患者さんへの手術は慎重に行う必要があります。
骨セメントを使うタイプ、スクリューで固定するタイプ、セメントもスクリューも使わないタイプがあり、患者さんの骨の質などにより使い分けます。
股関節固定術
末期股関節症の、重労働に従事する比較的若年の男性で、膝・足関節、反対側の股関節、腰椎に異常がない場合に適応があります。痛みはとれますが、股関節が動かなくなるので日常生活上不自由な場合も多く、特に女性への適応は好ましくありません。
カイロプラクティックではどんな施術をするの?
痛みの状態によって施術の内容は変わって来ます。
痛みを軽くして、体への負担を減らしていく施術。
予防として痛みをコントロールしていく施術。
この2種類の方法でその方に合わせてケアをおこなっていきます。
- 変形性股関節症の予防を考えている
- 病因のリハビリではイマイチ痛みが軽くならない
- なるべく手術はしたくない
- いつまでも自分の足で歩きたい
- 自分で痛みのコントロールは難しい
とお考えでしたら是非、カイロプラクティック調整をお試しください。
執筆:平野秀一 (烏丸カイロプラクティックセンター院長)
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