No.007 実は腰のヘルニアで痛みは出ないんですよ。知ってますか?

患者情報
40代
男性
会社員
初回来院
2016年14月
症状

腰の痛み
腰のだるさ
座骨神経痛

治療内容と経過

ヘルニアと診断され1日中コルセット着用、月に1〜2回の神経ブロックに頼る生活をなんとかしたいと紹介で来院。

1回目:今回の症例はクラシカルオステオパシーと手技のみで施術をおこないました。
循環不全を起こしているので循環(リンパ・肝臓)に対しての調整を主におこない、下肢のポイントになる腰の3番目の椎体の調整と腰部の神経を落ち着かせるようにゆったりした調整をおこないました。

2回目(3日後):ぐっすり眠れて、便が大量に出たと報告を受け、痛みは軽減していました。
腰部の関節運動、脊椎の運動性も悪く、咳の中枢と言われる関節の動きが悪くなっていたので、脊椎のカーブ(胸椎上部・胸腰移行部)に対しての調整をおこないました。

3回目(3日後):腰の痛みまし、咳が気持ち減った気がするとの報告を受け、腰痛はコルセットを外していても怖さはないと喜ばれていました。クラシカルオステオパシーでは全身調整が基本なので、全身をバランス調整しつつリンパ・肺循環・構造的な問題を調整しました。

4回目(1週間後):痛みはなし、だるい感じはある。コルセットの着用なし。
3回目まではボキっと音がなるような矯正はせずに、循環と脊椎の運動性を目的に調整してきましたが、矯正の必要性があったので、4回目で本人に確認を取り脊椎矯正を行いました。肺・呼吸・咳に関係する胸椎の3番に対しての調整を行いました。

5回目(1週間後):腰の痛みはなし。コルセットもないしで仕事ができている。咳をする回数が周りがびっくりするぐらい減った。首に対しての調整を加えた全身調整を行う。

6回目(1週間後):痛みはなし。姿勢によってだるさは多少出るものの寝たら大丈夫。
全身の調整をおこなって、咳に対しての施術をおこないました。

7回目(2週間後):痛み・だるさともになし。咳はあまり気にならないとおっしゃられていたので全身の調整と咳と肺に対しての調整をおこない終了しました。

8回目(3週間後)痛み・だるさともになし。咳はあまり気にならない。筋肉や関節の動きなどの問題は減ったのでメンテナンスをご希望だったので予後を見つつ調整に切り替えました。

9回目(4週間後)痛み・だるさともになし。咳はあまり気にならないとおっしゃられていて「もっと早くに来ていれば・・・」と痛みの問題もなく生活に支障なく生活を送れていることを喜んでおられた。
全身の調整。以後はメンテナンスで定期的に調整を継続しています。

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同時に治療した症状

慢性的な咳

コメント

医療機関でヘルニアと言われて腰の問題を抱え、腰の痛みに怯えながら生活されている方は非常に多いです。

Nさんもそんな1人で、一生このままでコルセットしてブロック注射せなあかんのか・・・と悩まれていました。

ヘルニアになり神経を圧迫して痛みが出ているなんてことは生理学的に考えて根拠のないことなんですよね。

仮に生理学的に椎間板が神経を圧迫しているなら痛みよりもまずは麻痺が起こるはずなんです。

その後も再発はせずに、ブロック注射・コルセットがなくても生活できるレベルに回復され喜んでおられます。

本人曰く、対した事ことしてないのに治るんやと職場で宣伝してくれているようでありがたいです。

ヘルニア=神経の圧迫。という古い概念は本当に患者さんのためになりません。

今回はクラシカルオステオパシーのみで施術をさせていただき、私としても大変勉強になりました。お力になれてよかったです。

患者さんの声

相談しやすく説明も丁寧で雰囲気もいいです。

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