目から鱗の【肩こりと姿勢のお話】
カイロプラクターが肩こりと姿勢のホンマのところを説明しています。
肩こりやストレートネックでカイロプラクティックや整体に相談にきはる人の姿勢ってほぼ一緒なんですよ。
それは『背筋をピーン!と伸ばして胸を張る』姿勢。
そう。普段から皆さんが気にしている丸くなっていると感じている背中を胸を張ってぴ〜んとする姿勢。
肩こりが慢性的に治らないって人は立っている時、座っている時、歩いている時にこの姿勢をとっていることが非常に多いです。
この姿勢は自分自身で作っている姿勢ですよね?
人の体は立って動くようにできています。
あなたが胸を張って、背中をまっすぐにして常に筋肉を使っている状態です。
意識して筋肉を使って姿勢を作ってしまっていると言うことです。
30分でも意識して握り拳作ってたら疲れて握力もなくなりますよね。
背骨には大きな筋肉の下にとても細かい筋肉がたくさんあって、姿勢の維持にはそういったインナーマッスルがしっかりと働くことが重要です。
自分で姿勢を作るとそういった筋肉がうまく働かなくなり、姿勢を制御している脳も疲労してしまい、余計に正しい姿勢がわからなくなってしまいます。
そうすると呼吸も浅くなって筋肉に行く酸素も減って酸欠になり疲れが取れない体になってうんです。
そんな疲れる姿勢が体にいいと思いますか?
体に良い姿勢は自然な状態を保っていることです。
ほとんどの方が背骨に優しい正しい姿勢をお伝えしても『これって背中丸くなって猫背ちゃいます?』て言われます。
この姿勢は猫背じゃありません。
胸を張って体を緊張させている体はどんないい施術を受け続けてもそこが治らない限りずっとそのままです。
「ホンマの正しい姿勢は作らない」
そして間違った脳の姿勢制御の機能を取り戻すことがとても大切です。
肩こりの意外な話
肩こりにも種類があって、ガチガチに固まっているタイプとフニャフニャやけどコリを感じるタイプと肩こりは感じてないけど筋肉の緊張はあるタイプと3つに大きく分けられます。
症状で悩んでいる方は肩こりを感じていることが大きな問題ですが、実はそれってさほど大きな問題ではなくて、原因がどこにあって体にそのような状態を作っているということが大切になってきます。
例えば女性の方ですと、生理前に腰に鈍痛を訴える方がおられますよね。
あれって骨盤の中にある子宮などは痛みを感じにくく、その痛みは神経を介して腰部にある関連する部位に痛みを引き起こしているんですよ。
この場合は子宮の働きや機能を正常にしていくことで生理前の腰痛は寛解していきます。
肩こりに関して言えば、肩こりは症状っていう結果です。
結果を揉みほぐしても治るわけもなく、そこばかりに意識が行くと時間とお金も余計にかかってしまいます。
カイロプラクティックではどうやって肩こりを診てるん?
カイロプラクティックでは肩が凝ってしまった結果を、よくしていくために筋肉を揉み解したりすることはありません。
マッサージ慣れしている人は物足りないのは重々と承知していますが、『結果=原因』ではないんですよ。
初診時に丁寧にわかりやすく説明はさせていただきますが、烏丸カイロプラクティックセンターの施術方針なども参考になさってくださいね。
無理な姿勢で肩こりになってしまっている人は、まずは肋骨や腕の筋肉などの構造的なところの問題を解決し循環の問題と神経の興奮などを穏やかにして無意識に力が入ってしまっている体の機能の緊張をほぐす必要があります。
もちろん他の腰痛や頭痛やめまいなども、結果なので同じことが言えますが問題はひとそれぞれ違うのでこうしたら治る!っていうものはありませんが、しっかりとした治療を受ければきっと良くなりますよ。
肩こり一つとっても、体からの『どっかが悪なってまっせ〜』っていうサイン。
病院で大きな病気の可能性がないのであれば、ずっと悩んでてもしゃーないから、早めに相談するのが吉ですよ。
烏丸カイロプラクティックセンターでは長年の肩こりやストレートネックなど慢性的な症状の施術を得意としているので京都市内・四条烏丸で頑固な肩こりを根本的に良くしていきたい!と整体院をお探しでしたら是非、当院へお越しください。
執筆:平野秀一 (烏丸カイロプラクティックセンター院長)