コンチキホイット

つづき

山 鉾巡行が無事に終わり

祇園祭は本番へ

三基の神輿が都を練り歩きます。

詳しくは

祇園祭は巡行とよい山がメーンの行事のようになっていますが、

元々、平安時代に端を発する怨霊信仰に基づく、

八坂神社の年に1度の例祭なのです。

祇園祭(昔は祇園精舎・祇園社と言いました)の中心は神輿の

行列の巡行なのです。7月17日に巡行が先払いをした後、

 久世駒形稚児に先導され八坂神社から出発します
3基の神輿は、祓い淨めながら区域を巡った後、

還幸祭まで四条御旅所に置かれます。 
特に今年は解体修理完成を祝して三神輿が八坂神社石段下

に揃ぞろいし、 例年にない見物と成るようです。(時間は17日

巡行後の午後6時半の予定) 夕方4時半頃から八坂神社では

綾戸国中神社のスサノオノミコトと八坂神社 のスサノオノミコト

を合体させる神事が行われます。 この後、三座の神輿が出て

石段下に集結、熱気あふれる「差し上げ」をした
氏子地域を10時ごろまでかかって巡幸します。
氏子はこの神輿の神を拝み疫病退散・などを祈る純粋な神事

ですこのお神輿さんには祭神スサノオノミコトが祀られますが、

只の スサノオで はありません。八坂さんのスサノオは和御霊

(にぎみたま)。駒形稚児と呼ばれる綾戸国中神社の稚児が、

駒形の御神体を胸に奉持し 乗馬で祇園さんまでお連れする

スサノオは、荒御霊(あらみたま)です。 この両神が17日合体

すると最高の霊力を持つ神となり、 この最強のを神を神輿に移し、

神幸祭・還幸祭が行われるのです。神幸祭の先触れが17日の巡行。

還幸祭の先触れが24日の花笠行列(昭和41年・1966から前と後が

合同になった代わりの行事) 雅やかな巡行に比べ、大変な勢いの

おみこっさんを見られたら驚かれると思います。

分かりましたか?

そんな感じでヒラノは朝の五時から夜の11時まで楽しく

祇園さんを満喫していました。

祭りのあとは静かなものでポカンと穴が空いています・・・

祭りの様子は京都神輿愛好会HPでご覧下さい。

                    おおきに!!

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親父が北海道、オカンが九州の出身、京都で出会い、私が生まれ京都育ちですが京都人っぽくない沖縄の宮古島が大好きです。沖縄の人とよく間違えられます。

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