自然児HIRANO

自家製の堆肥が完成しました。

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カメラを向けると光が差し込み神々しさが!と早朝の畑で1人テンションが上がっていました。

去年の10月頃から落ち葉をせっせと集めて45リッターの袋が60〜70袋。

協力してくれた近所の団地のおばちゃん達に感謝です。そして今年もよろしくお願いします。

周りのじいちゃんの発酵堆肥って簡単そうでやってみようと思ってやり始めて、周りのじいちゃん達は「おっ!自分で作ってるんか!若いのにえらいな。熱どうや?上がってるか?こんなもん作るんは簡単や。ハッハハハハ〜」てわろてるけど難しい(笑)

まぁでもなんとか完成にこぎつけました。

これには麹菌が生きていて水分が入ると土の中で発熱する。

ほな土の温度が上がる。

植物も人間と同じで寒いのはあんまり好きじゃない。

土の温度が上がって、生きた菌が土の中に増えると微生物が増える。

それをミミズとかの小さな虫が食べ、糞をするそれを栄養にして野菜が上手くなる。

そう土の環境が良くなっていくんです。

土の中で循環の働きが始まるんです。

人の体も循環がなんて野暮なことは今日はいいませんよ。

今日は畑の講義。←なんやそれ。

野菜を作るんやったら、土(土台)を作らないとあかんと散々言われました。

元々、土を作ってなかった私を見てトマト師匠は「悪代官やのぅ」実際に死ぬまでに絶対言われることのない言葉を浴びせてきた。ちょんまげもないこの私に!

これからのトマトやナス・きゅうりなんかは花に実がつくのでリン・カリが必要で窒素はいらんから、この堆肥が使えるので間に合ってよかったです。

元肥じゃなく追肥を足していくと最後まで花が咲き、実がなる。

自家製発酵堆肥の作り方

用意するもの
1800×900ぐらいの合成板
900×900ぐらいの合成板

長さ1400ぐらいの杭×8本(竹やぶから竹を切ってくると買わなくて済む)
※打ち込みを300必要として1400としています。また上にも少し杭が出ている状態が最終的に必要なのでこの長さ。
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こんな感じにしていく。私の場合、竹が短すぎて大変でした(苦笑)

乾燥した落ち葉。45lのゴミ袋に60〜80袋
※乾燥していないと発熱しにくいのと菌が繁殖しにくいのでなるべく乾燥した落ち葉。

糠2〜3キロ(麹菌を増やすための媒体用)

糠 30キロ(堆肥の間にサンドイッチするやつ。精米機の横に行けばたくさん手に入る。農協でも購入可。一袋300円)

麹菌(ネットとかで売ってるやつでOK)

ゴミ置場から拾ってきた毛布や大きめの絨毯とか4枚ぐらい。
※落ち葉を包み込むように枠の下に敷き、枠からはみ出た部分で落ち葉を覆う。

麹菌を増やす。

糠に菌を入れ、水を入れて耳たぶよりも少し硬いぐらいまで混ぜ混ぜ。4〜5日置いて胞子が増えてきていたらもう一度混ぜて空気を入れ発熱を促し放置して完成。簡単💞
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さぁ実際に物が揃えばLETS TRY!

まず落ち葉を半分ぐらいまで入れます。

それを端っこから踏み込んでいく。半分ぐらいまで入った落ち葉が3分の1になるぐらい。麦を踏み込むように!と爺ちゃんには言われましたが、麦なんて踏んだことあるはずもないので、それなりに踏んでください。

そこに乾燥した糠(10キロ)と麹菌の糠を投入。

その上にまた落ち葉。そして周りを踏み込んで真ん中は少し盛り上がる程度にしておいて、水を打ち込む。作った枠から滲み出るぐらいです。

これで第一弾完成。

これを一週間おいて発熱させる(石を落ち葉に埋め込んで持てなくなるぐらいまで発熱したらOK。70度ぐらいまでは上がる)発熱してきたら麹菌のいい香りが周りにいると匂ってくるからそれも目安に。匂いが少ない、しない場合は水分が足りてないので水を足す。

この工程を後1〜2回繰り返していくだけです。

これで完成です。

是非、チャレンジしてみてくださいね!050
仕事してしてない時こんなことしてます😙

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親父が北海道、オカンが九州の出身、京都で出会い、私が生まれ京都育ちですが京都人っぽくない沖縄の宮古島が大好きです。沖縄の人とよく間違えられます。

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