今日は午後から弾き初めがありますよ。
完成した鉾の確認のために少しだけ動かすんです。
この時は近所の小学生や大学生なども浴衣を着て弾きに来るので巡行の時とは違った明るい声が響いています。
今週の平野は仕事モードよりも祭モードです。
山鉾は鉾、 曳山、 舁山、 傘鉾の4つに分類されています。知ってました?
鉾・・・・鉾は疫神を集める依代で、車に乗せられて曳かれるようになりました。鉾頭は長刀、月など神聖なる依代として、それぞれかたちが工夫されました。
舁山・・信仰の象徴である山形に依代である松を挿し、中国の故事や能楽などその時々の話題のものを主題にした趣向の人形を置き、舁いて巡行します。
曳山・・舁山に車をつけ、大型化させたもの。江戸時代半ばには屋形がつき、鉾により近くなりました。山の象徴である松は屋根の上まで立ち上がりました。
船鉾・・鉾全体が船の形をし、屋根の妻やけらばには太刀。船縁には盾や鎧が用いられるなど作り物としての特徴を残しています。先の祭のしんがりを行く船鉾、そして後の祭の殿を巡行した大船鉾があります。
傘鉾・・傘の周りで囃子たてる古来の形式。
なんやかんや言うても1000年以上続いている祭です。そんなお町内で仕事させてもらっていることに感謝です。
明日は山立てのお手伝いで夕方まで休診です。
梅雨明けて 古都にそびえる 山鉾よ