修行が足らんよね。昨日の続き。

滝に必要なのは入る前と入った後の作法。

入っている最中はお経を唱えたり、真言を唱えたり色々とあります。

神道の入り方。
密教系(真言・天台)の入り方。
修験宗の入り方。

と色々あって私は真言密教の入り方を教わったのでその通りに入っています。

あと滝行は霊的な力を得るとかそんなもんでもないのかなと続けてみて感じています。

世の中は不思議なことだらけなので、霊的な何かを感じる方もおられると思いますが、基本的に霊的な干渉を受けないための入る作法と出る作法なのでいつもそんなことになっているようでは身が持ちませんし、そんな人は結局は何もできていないということなのかと思います。

修行が足らん!ってやつ。

汚れを流すや霊的な何かを振り払うという人もいるけど、普通に生きていればそんなに汚れないし、そんなに霊に取り憑かれていればもう大変。笑

でもはっきりと言えることは心身の鍛錬にはいいと思います。

あと山に一人籠って滝に打たれているととても清々しいのと山は本来は神聖なものと考えれているので、その神聖な気を吸って巡らすことは気持ちのいいことです。今度、詳しい方法が聞けるようなのでとても楽しみ♪

ちなみに整体業界では昔の達人と言われる人は滝に入ってる人多かったし、私が尊敬する先生も長年、山で修行を積まれていたようです。

私は感覚とかも凡人以下で、リスペクトが大きな要因で続けて入るんですけど、まだまだ何もわからずじまい・・・

修行が足らん!
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昨日のお二人は滝へ入ると声も出ないし1分と入っていられなかった。不謹慎ですが、ちょっと笑ってしまいました。ごめんなさい笑

人口の滝なら体も楽だと思いますが、いきなり山奥の冬に入る前の自然の滝なので無理もないんですよ。

滝場の気温は10度を切ってましたし、見た目は大したことなくても冷たい水が12m上からとめどなく自分の体を打つと急劇に冷えます。

医学的にいうと血管も収縮して、体も硬直し、その場から逃げ出さないといけない!っという反応が起こります。

凹まれてましたが体と肚が出来ていないだけなので、何回か入ると普通に入れるようになります。

私も経験しましたが、冬に滝に打たれているとあっ!このままやったら命の危険が!と体が感じる瞬間がある。

それを乗り越えると声もしっかりと出て滝に打たれることができると思います。

あとは指導してもらっていた時は、お不動さんは7回目ぐらいからやっとこっちを向いて下さる。それまでは背中を向けてるからとよく言われました。

滝行は神さんごと。

日本古来からそうやって受け継がれてきた修行方法なのでなのでそういうスピリチュアル的なこともよく話に出ます。

ここは見えへん世界やから好き嫌いがハッキリと分かれますねこの辺は。

でも日本人って神社や寺によく行くからそれのちょっとマニア版と思ってくれるといいかなと思いますね。

作法などは口伝で伝わるものなので詳しくは書けませんが、滝行っていいもんなんですよ。

でも滝行だけじゃなく護摩行も必要なので興味のある人は一緒にできるところを探してくださいね。

さっきも書いたけど、あくまでも神さんごとです。

生半可な気持ちや興味本位ではやめといたほうがいいと思います。バチが当たる(加護が受けられなくなるってよく言われています)し、何か怖いことももしかしたらあるかもしれませんからね。

私って仕事場には神棚とかあるし、神輿担ぐし、滝行とかしてるし信心深い人やと思われがちですが、無宗教なんですよね実は。笑

お参りもするし寺にも行くしその都度で日頃の感謝はしますが、宗派とかはありません。

結婚式なんてガッチガチの教会式ですから笑

何となく滝のことをざっと書いてみましたが、私もまだまだ修行の身。

次は1月ぐらいにお連れしようかな。

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親父が北海道、オカンが九州の出身、京都で出会い、私が生まれ京都育ちですが京都人っぽくない沖縄の宮古島が大好きです。沖縄の人とよく間違えられます。

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