朝の畑は霜が降りてるし、息は日に日に白くなりましたね。
寒くなってくると僕はTシャツで寒くないんですか?ってよく言われます。
ダウンを着ていることが多くて、ダウンの下は基本的に真冬でもTシャツ。部屋が寒いと後悔しています。
でもそれはNYスタイルを貫き通すという自分のスタイル。
しかし店でダウンを脱ぐと奥さんが少し恥ずかしそうにします。
そして他人が見るとあいつ真冬にTシャツやでとガン見されますね。
でも自分のスタイルなので貫きます。
今日はそんなスタイルの話。
健康という枠で仕事をしていると自分なりの健康に対するスタイルお持ちの方がたくさんいる。
とか、他にもストイックな方はたくさんいると思うけどそんなところです。
カイロプラクティックとか整体とか来る人で、もうひとつこれっていうスタイルを持っている方がいます。
背筋をまっすぐにして見た目が重視されている機能を失った体の人。
それでしんどくないんやったらいいと思うけど、大概の人が肩がこる、首が痛い、頭が痛い、生理痛がとか色々と悩まれている。
でそういう人に限って、機能的な正しい姿勢はこうですよ〜と伝えると、え〜猫背ですね。と白い目・・・
理解の早い人は『あっ呼吸も楽やし、首も回りやすくなりました♩』となるんやけど、話の通じない人には体が硬いと頭まで硬くなるんやろうとほっておくことが多かった、でもちょっとやる気になって生理学的・解剖学的な話をピーチクパーチク伝えると火にマヨネーズっていうぐらい白く遠い目・・・
実際の治療では終わったら地に足ついて、呼吸も1分間に12回ほどに落ち着いてその姿勢に持っていくからあまり深く考えてなかったけど、ある出来事があってちょっと立ち止まって考えてみようと思った。
今更やけど、みんなどうしてるんやろ姿勢の指導(笑)
どこでどうなったら背筋を伸ばすという昭和初期の考えから抜け出せるのか?
写真を取りまくって気がついてもらう。
理論的に頭からねじ伏せる。
下手に出て信じてもらう。
どれもあかんなぁ(笑)
前に同窓会に行って『肩凝るねん』と言われるから姿勢が真っ直ぐ過ぎやしあかんわ〜こうして、こうした方が機能的にええでっていうて、明らか呼吸も深くなって、背中も肩も楽になってるのに言われた一言が『秀ちゃんに壺買わされそう』ですって、あ〜そういうことね。そう見えるんやね。そう感じてる人も多かったんやね。洗脳っぽい説明やったんやと思った次第です。
ええ勉強になった。
壺を買わされる!と思われずに如何に上手く伝えるか?
最終的に『普通に考えて正しい姿勢してんのに肩こりや首のコリが続くことにあなたが違和感を感じてないということが自体が問題ですよ』って言わないようにもうすこす考察が必要です。
如何に相手のスタイルを邪魔せずに体も心も気持ちの良いスタイルになってもらうのか?
この仕事して初めて姿勢についてちゃんと考えた気がする(苦笑)