街はフレッシュマンやフレッシュウーマンと京都観光の方達で仕事場の周りも大賑わいです。
しかし今週の日曜日は東京でカイロプラクティック神経学なので花見にいけない・・・妻よスマン!
今日はちょっと臨床的なこと。
先日こられた新規の方。
主訴 足を組んだときのお尻から太腿の裏の痛み・違和感
増悪因子 立ったり座ったりしたとき
随伴症状 肩こり 冷え
既往歴 10年前に捻挫 両足
接骨院でストレッチしといてくださいといわれるが半年ほどたっても痛いので来院。
検査 SLR (―) Patrick(-) 股関節の可動性は少し悪い
施術内容
禁忌症の可能性は低いなと考えいつものように足から触れていく。
先日の臨床講座での球体モデルを取り入れ膨張と収縮
平野『お腹の調子悪くないですか?』
患者さん『全然問題ないです』
平野『お尻の痛みがでる前にも何もありませんでした?』
患者さん『ん~~~~。そういえば一年ほど前に原因不明の嘔吐と下痢がありました』
お腹を触ると『痛いです!』
S状結腸周辺がえらい硬くなっているのでそれをリリースし、足動かしてもらうと痛みが少し和らぎましたとのことですが、『まだ痛いです』
うつ伏せになってもらってまた足から触れていると、梨状筋のところあたりが硬い。
軽く押すと『痛い!』
めちゃ硬くなっていたので梨状筋をリコイル。
押すと『あっ♪痛くないです』
全身を調整し施術後に足組んでもらうと『あれ!?あれ?!痛みがありません 』といいながら何回も足を組まれていました。
痛みがとれよかったよかった♪
考察
ノロらしい症状後に腸間膜の緊張からの梨状筋の過緊張がでたのではないかと推察されます。たぶん。
普段はこんな一発で痛みが取れることはまれ(苦笑)
劇的に回復するということは、勉強とか練習とかやっててよかったと思える瞬間ですが、そう毎日こんなことが続くことはない。
症状には必ず『始まり』があって、しだいにそれは大きくなって『クライマックス』をという危機を迎えることになる。
そして始まりとクライマックスの間の物語が複雑であればあるほどやっぱり難しい・・・
それにしても痛みが取れるまでストレッチしといてくださいしか言わない接骨院の先生っていったい(苦笑)
おおきに!
Come revitalize at our clinic!
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