『年齢のせいにする前にやることあるでしょ』とか初回から言うとよくないわ。

 最近は真面目に更新している。ブログの内容も個人的なfacebookのページにも載せて見ようという気分でのせてみた。

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 セミナーなどで合う先生には畑と魚の話をよく聞かれるのでこれでは既存の方が読んでも『平野さんて野菜育ててるか魚仕入れてるか酒しか飲んでへんのちゃう?』と思われるとあれなのでチョコチョコ仕事のことも書いていきます。

本業はカイロプラクター。

Iさん 女性 78歳 中胚葉型

主訴:慢性的な膝の痛みと足首の痛み

既往歴:盲腸摘出 子宮切除 卵巣摘出(卵巣嚢腫)

随伴症状:イライラする 夜中に目が覚める 食後のゲップ

初回に検査、問診をおこないいつものように足から触れていく。筋緊張、液体の流動性、内圧の変動を感じるつつ、右の股関節周辺と仙腸関節のバランスから背骨への力学的な調整をおこない終了。

2回目 少し変化を感じてもらえたので、そのまま股関節・仙腸関節、胸郭とリンパの排液を促していく。

3回目 タンがよく出たらしく肺周辺がすっきりし、膝の痛みと足首の痛みは随分ましになった。呼吸運動と胸郭の調整、リンパの排液の調整。

4回目 膝の痛み・足首の痛みは大丈夫。食後のゲップも大丈夫。普通に歩けて早くも歩ける。歩くと外反母趾に痛みがでる。D2~4のD12~L1の調整と頭蓋調整。

5回目 早く歩くと股関節に違和感あるけど本人曰く良い違和感らしく早く歩けるようになった。継続して健康管理で通院をご希望なのでチェックも兼ねて通院中。

【考察】

施術としては膝の痛みが主訴であったが、膝はそんなに悪くない感じがしたし検査も異常なし。立位の姿勢では右の股関節をかばうような姿勢で四頭筋の過緊張が顕著にみられました。

 胸郭部分(特に肩甲骨周辺の硬さ)が目立ち、呼吸も浅い方でした。手術歴が書かれていなかったので詳しくは聞かなかったのですが、施術を始めるとやはり股関節周辺の鬱滞感が気になったので再度尋ねると盲腸と子宮の切除と卵巣の摘出の話が出てきた。

 項目を設けているんやし書いといて。

 膝の痛みは代償的に痛みが出ている場合が多い。内臓との関係で胆嚢との関連もあるらしいので脂分を取りすぎている人は気をつけて。

 この方は典型的なストレートスパインで腹部の緊張と姿勢の筋肉とのバランスが取れずにそれをかばうように四頭筋の過緊張が続き歩行時の膝の痛みが出てのでは。

なので胸郭部分の緊張とリンパの廃液、横隔膜と骨盤隔膜のバランスを調整で寛解。

おおきに!!

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親父が北海道、オカンが九州の出身、京都で出会い、私が生まれ京都育ちですが京都人っぽくない沖縄の宮古島が大好きです。沖縄の人とよく間違えられます。

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