糠床完成。
無農薬の糠が届いたので、しゅわさかさん(発酵している乳酸菌)と塩を混ぜて完成!
昨日の晩に漬けて、今朝に食べましたがちょっと塩が効き過ぎてました・・・
それでもご飯のおかずにはなるのでこれから育てていきたいと思います。
こういう日本に昔からある発酵食品って体にいいんですよ。
発酵食品(はっこうしょくひん)とは、食材を微生物等の作用で発酵させることにより加工した食品である。冷蔵庫などの存在する以前から、保存食として、または風味を改良したり食品の硬さを柔らかくするといった目的でも行われる。納豆、醤油、味噌、漬物、鰹節のように日本の伝統的な食品に見られる。このことは日本だけでなく、パンやヨーグルト、紅茶、キムチなど世界でも伝統的に利用されてきた。また穀物や果物を発行させて製造される酒は、アルコールが殺菌作用を持つが、同時に精神作用を持つ飲料である。
ウィキペディアより
パッと読む見出し
日本では伝統的な食事のものですね。
- 味噌
- 醤油
- 納豆
- ぬか漬け
- 鰹節
発酵食品の効果
うま味・甘味が増して風味がアップ!
食品の中のでんぷんがブドウ糖に、タンパク質がアミノ酸に分解されることで、発酵食品独特のうま味や甘みが生まれ、味に深みが出ます。
発酵前と比べて、格段に栄養価が増す
発酵中に微生物(発酵菌)の働きが加わることで、栄養素がカラダで消化・吸収しやすい形に変化します。この微生物の代謝活動によりビタミンなどの有効成分が加わって、栄養価が高まります。
食品の保存性が高まる
食べ物はカビや雑菌が食品に付着して繁殖することで傷みますが、発酵を担う微生物(発酵菌)が、腐敗の原因物質の繁殖を抑え、食品の保存性が高まります。
腸の善玉菌のバランスを整えて、腸内環境を正常化
発酵食品に含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌の活動を促進させて悪玉菌の繁殖を防ぎます。腸内のバランスが整うことで、カラダの免疫機能が高まったり、便秘の改善に繋がったりします。
腸内細菌:腸内フローラ
私たちの腸内にはたくさんの細菌がすみついています。
これら腸内にすんでいる細菌は、腸内細菌といい、その数は100種類以上、個数は約100兆個とも言われています。
特に回腸(かいちょう/小腸の終わり)から大腸にかけては、これら多種多様な腸内細菌が種類ごとにまとまりをつくってびっしりと腸内に壁面を作って生息している状態です。
この様相は、まるで植物が種類ごとに集団を作って群れている花畑の様子ともたとえられ、「腸内フローラ」(腸内細菌叢/ちょうないさいきんそう)と呼ばれています。(お花畑= flora[英])
「腸内フローラ」の様相、つまり腸内に生息している細菌の種類は、人がそれぞれ顔や個性が異なるように、その人その人でまったく違うものです。また、「腸内フローラ」の状態は生活習慣や年齢、ストレスなどによっても変化します。
腸内フローラが減っている!?
日本人の腸内細菌数は戦前に比べて、とても少なくなっています。
「腸内フローラ」のバランスも崩れていて、日本人の腸年齢も老化してきました。
それは腸内細菌のエサである野菜や豆類、食物繊維の摂取量が減ってきたからです。
日本人の野菜消費量は1985年、1人当たり年間110.8キログラム、そして1999年には102.8キログラムまで低下し、食物繊維の摂取状況は、戦前の約3分の1の量にまで減少しています。
日本人の腸内細菌が減少した要因は、このほかにもいろいろ考えられますが、添加物が使われている食品を摂取する機会が増加したことや、食生活の乱れ、ストレスの多い現代の社会環境も関係していると言われています。
腸内フローラのバランスが崩れるとなんであかんの?
たとえば免疫力が低下し、アトピーやぜん息、花粉症などのアレルギー性疾患が起こってきます。また、がんの発生を促します。最近、増えてきた潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患も発生しやすくなります。
ドーパミンやセロトニンなどの「幸せ物質」を脳に送れなくなり、うつ病をはじめとするいろいろな心の病気も起こりやすく、そればかりでなく、肥満や糖尿病、認知症や自閉症まで、「腸内フローラ」の乱れが関係していることが最近の研究でわかっています。
なぜ、こんなに多くの病気が「腸内フローラ」のバランスの乱れによって起こってくるのでしょうか。その理由は、腸内細菌の働きが低下することに加え、「腸内フローラ」が体内時計と連動しているからです。
腸は睡眠リズムにも関係!?
「腸内フローラ」のバランスは、よい睡眠も誘導します。
睡眠に関するホルモンに「メラトニン」って知っていますか?
このメラトニンがしっかり分泌されていれば、睡眠の満足度が高まり、朝も気持ちよく起きられるようになります。
加えて、メラトニンは抗酸化作用が強く、「若返りホルモン」とも呼ばれています。
メラトニンは脳内で分泌されるホルモンですが、材料となる前駆体は腸で作られます。
つまり、腸内フローラがバランスよく存在しないと、メラトニンの脳内分泌量が減少することになります。
メラトニンの材料となるアミノ酸はトリプトファンという必須アミノ酸です。このトリプトファンは葉酸やナイアシン、ビタミンB6などのビタミン群の作用でセロトニンの前駆体を作ります。そして、このビタミンB6をはじめとするいろいろなビタミン類は、腸内細菌が作っているのです。
この腸内環境を整えるのがぬか漬け
前置きが長ーーーーーーーーーーーーーくなりましたが、腸内環境を整える意味と夏野菜が絶賛収穫中なので糠床を作成した次第です。
漬物は、野菜を発酵させた食品で、地方によって様々な種類の漬物があります。漬け方としては塩漬け、味噌漬け、糠漬けなどがありますね。
あと豆知識ですが、話題となっている植物性乳酸菌のラブレ菌は、京都三大漬物といわれるすぐき漬けから発見された乳酸菌なんですよ。
発酵させた漬物は、味噌や納豆と同じように植物由来の乳酸菌が豊富に含まれています。
また、漬物にしても野菜の栄養や食物繊維はそのまま保存されていて、腸まで届く植物性乳酸菌と食物繊維が同時に摂れる優れた食品です。
大根の漬物は、大根に含まれているジアスターゼという酵素と乳酸菌が同時に摂れるので、消化を助けながら乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。食後に漬物を食べると胃もたれを防いでくれるのでおすすめです。
最近は食の乱れによる身体症状でお悩みの方も多くおられます。
是非是非、自家製の糠床を作ってみてくださいね。